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IDebugBreakpoint2::GetOffsetExpressionWide メソッド (dbgeng.h)

GetOffsetExpressionWide メソッドは、ブレークポイントをトリガーする場所に評価される式文字列を返します。

構文

HRESULT GetOffsetExpressionWide(
  [out, optional] PWSTR  Buffer,
  [in]            ULONG  BufferSize,
  [out, optional] PULONG ExpressionSize
);

パラメーター

[out, optional] Buffer

ブレークポイントをトリガーするターゲット上の場所に評価される式文字列。 BufferNULL の場合、この情報は返されません。

[in] BufferSize

Buffer が指すバッファーのサイズ (文字単位)。

[out, optional] ExpressionSize

式文字列のサイズ (文字単位)。 ExpressionSizeNULL の場合、この情報は返されません。

戻り値

リターン コード 説明
S_OK
メソッドは正常に実行されました。
S_FALSE
メソッドは成功しましたが、バッファーは式文字列を保持するのに十分な大きさではなかったため、文字列は収まるように切り捨てられました。
 

このメソッドは、エラー値を返すこともできます。 詳細については、「 戻り値」を参照してください。

注釈

式は、モジュールが読み込まれるかアンロードされるたびに評価されます。 デバッガーが式を評価できない場合 (たとえば、式に解釈できないシンボルが含まれている場合)、ブレークポイントは遅延としてフラグが設定されます。 (遅延ブレークポイントの詳細については、「ブレークポイント フラグとパラメーターの制御」を参照してください)。

GetParameters メソッドは、ブレークポイント ExpressionSize をトリガーする場所を指定する式文字列のサイズも返します。

ブレークポイントの使用方法の詳細については、「ブレークポイントの 使用」を参照してください。

要件

要件
対象プラットフォーム デスクトップ
Header dbgeng.h (Dbgeng.h を含む)