PDEBUG_EXTENSION_NOTIFY コールバック関数 (dbgeng.h)
エンジンは DebugExtensionNotify コールバック関数を呼び出して、セッションがアクティブまたはアクセス可能な状態を変更したときに拡張 DLL に通知します。
CALLBACK* PDEBUG_EXTENSION_NOTIFY DebugExtensionNotify;
構文
PDEBUG_EXTENSION_NOTIFY PdebugExtensionNotify;
void PdebugExtensionNotify(
[in] ULONG Notify,
[in] ULONG64 Argument
)
{...}
パラメーター
[in] Notify
次のいずれかの値を指定できます。
値 | 説明 |
---|---|
DEBUG_NOTIFY_SESSION_ACTIVE | デバッグ セッションがアクティブです。 セッションが中断されるとは限りません。 |
DEBUG_NOTIFY_SESSION_INACTIVE | アクティブなデバッグ セッションはありません。 |
DEBUG_NOTIFY_SESSION_ACCESSIBLE | デバッグ セッションが中断され、アクセスできるようになりました。 |
DEBUG_NOTIFY_SESSION_INACCESSIBLE | デバッグ セッションの実行が開始され、アクセスできなくなります。 |
[in] Argument
0 に設定します。 (今後使用するために予約されています。
戻り値
なし
解説
この関数は省略可能です。 DbgEng 拡張機能 DLL は、セッションの状態が変化したときに通知を受け取る場合にのみ DebugExtensionNotify をエクスポートする必要があります。 エンジンは、拡張機能 DLL 内の名前でこの関数を検索します。
この関数を使用すると、拡張 DLL は、明示的なコールバックを登録することなく、セッションに関する情報をキャッシュできます。 これは、セッションの開始時と終了時に呼び出され、ターゲットが実行を開始または停止するたびに呼び出されます。
拡張 DLL が初期化されると、エンジンはこの関数を使用して、セッションが開始された場合に DLL に通知します。 現在のセッションが中断されている場合、エンジンはこの関数を 2 回目に呼び出して、セッションにアクセス可能であることを DLL に通知します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | dbgeng.h |