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DXGKARGCB_SAVEMEMORYFORHOTUPDATE構造体 (d3dkmddi.h)

DXGKARGCB_SAVEMEMORYFORHOTUPDATE 構造体には、ドライバーのホット更新プログラムのメモリを節約するために、DXGKCB_SAVEMEMORYFORHOTUPDATE コールバック関数で使用される情報が含まれています。

構文

typedef struct _DXGKARGCB_SAVEMEMORYFORHOTUPDATE {
  [in]           UINT                  NumDataMemoryRanges;
  [in, optional] DXGK_KSR_MEMORY_RANGE *pDataMemoryRanges;
  [in, optional] PMDL                  pDataMdl;
  [in]           UINT                  DataSize;
  [in, optional] PVOID                 pData;
  [in]           UINT                  MetaDataSize;
  [in, optional] BYTE                  *pMetaData;
} DXGKARGCB_SAVEMEMORYFORHOTUPDATE;

メンバーズ

[in] NumDataMemoryRanges

pDataMemoryRanges 配列内の物理メモリ範囲の数。

[in, pDataMemoryRanges

物理メモリ範囲の配列へのポインター。

[in, pDataMdl

物理メモリ ページを記述するメモリ記述子リスト (MDL) へのポインター。

pDataMdl 渡す場合、ドライバーは次の操作を行う必要があります。

  • 割り当てるメモリの量を計算する
  • mmAllocatePagesForMdlEx
  • mmMapLockedPagesSpecifyCache する
  • データの説明をバッファーにコピーする
  • 内部データ構造からページにデータをコピーする
  • MmUnmapLockedPages
  • Dxgkrnl に MDL を渡す

[in] DataSize

pData が指 バッファー内のバイト数。

[in, pData

保存する仮想メモリへのポインター。

[in] MetaDataSize

pMetaData が指 バッファー内のバイト数。

[in, pMetaData

保存されたメモリ ブロックに関連付けられているメタデータへの仮想メモリ ポインター。

備考

ドライバーは、同じ物理ページを 2 回保存しないでください。

必要条件

要件 価値
サポートされる最小クライアント Windows 10 バージョン 1903 (WDDM 2.6)
ヘッダー d3dkmddi.h

関連項目

DXGKCB_SAVEMEMORYFORHOTUPDATE