DXGKARG_GETSTANDARDALLOCATIONDRIVERDATA構造体 (d3dkmddi.h)

[アーティクル]
11/11/2024

DXGKARG_GETSTANDARDALLOCATIONDRIVERDATA 構造体は、標準の割り当てタイプを記述します。

構文

typedef struct _DXGKARG_GETSTANDARDALLOCATIONDRIVERDATA {
  D3DKMDT_STANDARDALLOCATION_TYPE StandardAllocationType;
  union {
    D3DKMDT_SHAREDPRIMARYSURFACEDATA *pCreateSharedPrimarySurfaceData;
    D3DKMDT_SHADOWSURFACEDATA        *pCreateShadowSurfaceData;
    D3DKMDT_STAGINGSURFACEDATA       *pCreateStagingSurfaceData;
    D3DKMDT_GDISURFACEDATA           *pCreateGdiSurfaceData;
    D3DKMDT_VIRTUALGPUSURFACEDATA    *pCreateVirtualGpuSurfaceData;
    D3DKMDT_FENCESTORAGESURFACEDATA  *pCreateFenceStorageData;
  };
  VOID                            *pAllocationPrivateDriverData;
  UINT                            AllocationPrivateDriverDataSize;
  VOID                            *pResourcePrivateDriverData;
  UINT                            ResourcePrivateDriverDataSize;
  UINT                            PhysicalAdapterIndex;
} DXGKARG_GETSTANDARDALLOCATIONDRIVERDATA;

メンバーズ

StandardAllocationType

[in]記述する標準割り当ての種類を識別する D3DKMDT_STANDARDALLOCATION_TYPE型指定された値。

pCreateSharedPrimarySurfaceData

[in]StandardAllocationType がD3DKMDT_STANDARDALLOCATION_SHAREDPRIMARYSURFACEを指定場合は、D3DKMDT_SHAREDPRIMARYSURFACEDATA 構造体へのポインター。

pCreateShadowSurfaceData

[in]StandardAllocationType がD3DKMDT_STANDARDALLOCATION_SHADOWSURFACEを指定場合は、D3DKMDT_SHADOWSURFACEDATA 構造体へのポインター。

pCreateStagingSurfaceData

[in]StandardAllocationType がD3DKMDT_STANDARDALLOCATION_STAGINGSURFACEを指定場合は、D3DKMDT_STAGINGSURFACEDATA 構造体へのポインター。

pCreateGdiSurfaceData

[in]D3DKMDT_GDISURFACEDATA 構造体へのポインター。StandardAllocationType がD3DKMDT_STANDARDALLOCATION_GDISURFACEを指定する場合にのみ使用できます。

このメンバーは、Windows 7 以降で使用できます。

pCreateVirtualGpuSurfaceData

StandardAllocationType が D3DKMDT_STANDARDALLOCATION_VIRTUALGPUSURFACEされている場合は、D3DKMDT_VIRTUALGPUSURFACEDATA 構造体へのポインター。 WDDM 2.1 以降で使用できます。

pCreateFenceStorageData

StandardAllocationType が D3DKMDT_STANDARDALLOCATION_FENCESTORAGEされている場合は、D3DKMDT_FENCESTORAGESURFACEDATA 構造体へのポインター。 WDDM 3.2 以降で使用できます。

pAllocationPrivateDriverData

[入力/出力]標準割り当ての種類を記述する割り当てプライベートデータのブロックへのポインター。それ以外の場合、このメンバーは NULL です。 DxgkDdiGetStandardAllocationDriverData 関数ディスプレイミニポートドライバー (KMD) が返す割り当てプライベートデータは、ドライバーが StandardAllocationTypeで要求種類によって異なります。

AllocationPrivateDriverDataSize

[out]pAllocationPrivateDriverData が指割り当てプライベートデータのサイズ (バイト単位)。ドライバー pAllocationPrivateDriverData を NULL に設定する場合、ドライバーは、割り当てPrivateDriverDataSize 、ドライバーが指定された標準的な割り当ての種類を記述するために必要なバッファーのサイズを設定する必要があります。

ドライバーが標準の割り当ての種類の割り当てごとにプライベートデータを使用しない場合、ドライバーは AllocationPrivateDriverDataSize を 0 に設定できます。

pResourcePrivateDriverData

[入力/出力]標準割り当ての種類を記述するリソースプライベートデータのブロックへのポインター。それ以外の場合、このメンバーは NULL です。ディスプレイミニポートドライバーの DxgkDdiGetStandardAllocationDriverData 関数が返すリソースプライベートデータは、ドライバーが StandardAllocationTypeで要求種類によって異なります。

ResourcePrivateDriverDataSize

[out]pResourcePrivateDriverData が指リソースプライベートデータのサイズ (バイト単位)。ドライバー pResourcePrivateDriverData を NULL に設定する場合、ドライバーは、ResourcePrivateDriverDataSize を、ドライバーが指定された標準割り当ての種類を記述するために必要なバッファーのサイズに設定する必要があります。

ドライバーが標準の割り当ての種類のリソースごとにプライベートデータを使用しない場合、ドライバーは ResourcePrivateDriverDataSize 0 に設定できます。

PhysicalAdapterIndex

[in]ストレージが常駐する LDA 構成の物理アダプターインデックス。

備考

標準の割り当ての種類 は、ユーザーモードのディスプレイドライバーからの通信なしでカーネルモードで作成する必要がある割り当てです。

カーネルモードディスプレイミニポートドライバー (KMD) は、pAllocationPrivateDriverData で NULL を返し、pResourcePrivateDriverData メンバー場合は、AllocationPrivateDriverDataSize および ResourcePrivateDriverDataSize メンバーに必要なバッファーのサイズを返す必要があります。ただし、KMD は、バッファーの必要なサイズを取得するために含まれる共用体の標準割り当て構造の内容 DXGKARG_GETSTANDARDALLOCATIONDRIVERDATA 変更しないでください。

KMD ResourcePrivateDriverDataSize または AllocationPrivateDriverDataSize を 0 に設定できますが、両方を 0 に設定することはできません。

必要条件

要件	価値
サポートされる最小クライアント	Windows Vista
ヘッダー	d3dkmddi.h (D3dkmddi.h を含む)

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DXGKARG_GETSTANDARDALLOCATIONDRIVERDATA構造体 (d3dkmddi.h)

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メンバーズ

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必要条件

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