次の方法で共有


D3DHAL_DP2ISSUEQUERY構造体 (d3dhal.h)

DirectX 9.0 以降のバージョンのみ。

D3DHAL_DP2COMMAND 構造体の bCommand メンバーがD3DDP2OP_ISSUEQUERYに設定されている場合、D3dDrawPrimitives2 コールバックによって 1 つ以上のD3DHAL_DP2ISSUEQUERY構造体がコマンド バッファーから解析され、さまざまな種類の情報のクエリに使用されます。

構文

typedef struct _D3DHAL_DP2ISSUEQUERY {
  DWORD dwQueryID;
  DWORD dwFlags;
} D3DHAL_DP2ISSUEQUERY;

メンバーズ

dwQueryID

ドライバーが非同期的に情報を提供するクエリを識別します。

dwFlags

クエリの状態を指定します。 このメンバーには、次のフラグを 1 つ以上含めることができます。

価値 意味
D3DISSUE_BEGIN (1 << 1) クエリの作成を開始します。 この状態の間、ランタイムはクエリ データを要求しません。
D3DISSUE_END (1 << 0) 状態をサブ署名済みに遷移します。 状態がシグナル状態に遷移するまで、クエリの結果は使用できません。

ドライバーは、dwFlags 0 に設定されているクエリ要求を無視できます。

備考

ランタイムはD3DHAL_DP2ISSUEQUERYを使用して、ドライバーが処理する必要がある各クエリを識別します。 ドライバーの D3dDrawPrimitives2 コールバックは、コマンド バッファーから wPrimitiveCount D3DHAL_DP2ISSUEQUERY 構造体 処理する必要があります。 wPrimitiveCount の値は、D3DHAL_DP2COMMAND構造体で指定されます。 ドライバーは、これらの構造体を解析し、それらが表すクエリに関連付けられている情報を取得します。

必要条件

要件 価値
ヘッダー d3dhal.h (D3dhal.h を含む)

関連項目

D3DDP2OP_ISSUEQUERY

D3DHAL_DP2COMMAND

D3DHAL_DP2CREATEQUERY

D3DHAL_DP2RESPONSEQUERY

D3dDrawPrimitives2