D3DWDDM2_0DDI_KEY_EXCHANGE_HW_PROTECTION_OUTPUT_DATA構造体 (d3d10umddi.h)
D3DWDDM2_0DDI_KEY_EXCHANGE_HW_PROTECTION_OUTPUT_DATA は、Digital Rights Management (DRM) の実装で D3DWDDM2_0DDI_KEY_EXCHANGE_HW_PROTECTION_DATA と共に使用されます。
構文
typedef struct D3DWDDM2_0DDI_KEY_EXCHANGE_HW_PROTECTION_OUTPUT_DATA {
UINT PrivateDataSize;
UINT MaxHWProtectionDataSize;
UINT HWProtectionDataSize;
UINT64 TransportTime;
UINT64 ExecutionTime;
BYTE pbOutput[4];
} D3DWDDM2_0DDI_KEY_EXCHANGE_HW_PROTECTION_OUTPUT_DATA;
メンバー
PrivateDataSize
IHV の使用のために予約されているプライベート データのサイズを格納します。 このサイズは、GetCryptoSessionPrivateDataSize によって返される pPrivateInputSize メンバーから決定されます。
MaxHWProtectionDataSize
ドライバーが出力バッファーで返すことができるデータの最大サイズ。 書き込み先の最後のバイトは pbOuput[PrivateDataSize + MaxHWProtectionDataSize – 1] です。
HWProtectionDataSize
ドライバーによって書き込まれた出力データのサイズを返します。
TransportTime
データの転送に費やされた 100 ナノ秒単位の数を返します。
ExecutionTime
コンテンツ保護コマンドの実行に費やされた 100 ナノ秒単位の数を返します。
pbOutput[4]
PrivateDataSize が 0 より大きい場合、pbOutput[0] – pbOutput[PrivateDataSize - 1] は IHV 用に予約されています。
pbOutput[PrivateDataSize] – pbOutput[MaxHWProtectionDataSizePrivateDataSize + - 1] には、ドライバーが DRM コマンドから出力データを返すリージョンが含まれています。 DRM コマンドの形式とサイズは、DRM 仕様によって定義されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2016 |
Header | d3d10umddi.h (D3d10umddi.h を含む) |
こちらもご覧ください
D3DWDDM2_0DDI_KEY_EXCHANGE_HW_PROTECTION_DATA