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ACX_METHOD_ITEM 構造体 (acxrequest.h)

ACX_METHOD_ITEM構造体は、ACX 要求のターゲットであるメソッド項目を記述します。

構文

typedef struct _ACX_METHOD_ITEM {
  const GUID                     *Set;
  ULONG                          Id;
  ULONG                          Flags;
  PFN_ACX_OBJECT_PROCESS_REQUEST EvtAcxObjectProcessRequest;
  PVOID                          Reserved;
  ULONG                          ArgsCb;
  ULONG                          ResultCb;
  ULONG                          ResultType;
} ACX_METHOD_ITEM, *PACX_METHOD_ITEM;

メンバー

Set

KS (カーネル ストリーミング) メソッド項目セットを識別する GUID を指定します。

Id

メンバー セットのメンバーを指定します。

Flags

[フラグ] フィールドを使用して、AcxRequest ヘッダーで定義されている次のフラグを設定できます。


#define ACX_METHOD_ITEM_FLAG_NONE               0x00000000
#define ACX_METHOD_ITEM_FLAG_SEND               0x00000001 // KSMETHOD_TYPE_SEND
#define ACX_METHOD_ITEM_FLAG_BASICSUPPORT       0x00000200 // KSMETHOD_TYPE_BASICSUPPORT

EvtAcxObjectProcessRequest

このアイテムに関連付けられている EVT_ACX_OBJECT_PROCESS_REQUESTコールバック メソッド ハンドラー。

Reserved

このフィールドは予約されています。

ArgsCb

Args バッファーの最小バイト数 (サイズ)。 最小値がない場合は、0 に設定します。

ResultCb

結果バッファーの最小バイト数 (サイズ)。 最小値がない場合は、0 に設定します。

ResultType

結果バッファーの最小バイト数 (サイズ)。 最小値がない場合は、0 に設定します。

解説

使用例を次に示します。


static ACX_METHOD_ITEM CircuitMethods[] =
{
    {
        &KSMETHODSETID_AcxTestMethod,
        KSMETHOD_ACXCIRCUIT_TEST_IN2OUT,
        ACX_METHOD_ITEM_FLAG_SEND,
        Codec_EvtTestIn2OutMethodCallback,
        NULL,               // Reserved
        sizeof(ULONG),      // ArgsCb
        sizeof(ULONG),      // ResultCb
    },
};

ACX の要件

最小 ACX バージョン: 1.0

ACX バージョンの詳細については、「 ACX バージョンの概要」を参照してください。

要件

要件
Header acxrequest.h

こちらもご覧ください