EVT_ACX_VOLUME_RETRIEVE_LEVEL コールバック関数 (acxelements.h)
EVT_ACX_VOLUME_RETRIEVE_LEVEL コールバック関数はドライバーによって実装され、ボリューム ノード上の指定されたチャネルのボリューム レベルが要求されたときに呼び出されます。
構文
EVT_ACX_VOLUME_RETRIEVE_LEVEL EvtAcxVolumeRetrieveLevel;
NTSTATUS EvtAcxVolumeRetrieveLevel(
ACXVOLUME Volume,
ULONG Channel,
LONG *VolumeLevel
)
{...}
パラメーター
Volume
既存の初期化された ACXVOLUME オブジェクト。 ACX オブジェクトの詳細については、「 ACX オブジェクトの概要」を参照してください。
Channel
指定したボリューム ノード上のチャネルを参照する ULONG。 この値が -1 の場合は、ボリューム ノード上のすべてのチャネルのレベルを設定するマスター チャネルを参照します。
VolumeLevel
特定のストリーム内のチャネルのボリューム レベルを指定する LONG 値。 Volumelevel 値は、次のスケールを使用します。
-2147483648 は -infinity decibels (減衰) です。
-2147483647 は -32767.99998474 デシベル (減衰)、および
+2147483647 は +32767.99998474 デシベル (ゲイン) です。
戻り値
STATUS_SUCCESS
呼び出しが成功した場合は を返します。 それ以外の場合は、適切なエラー コードを返します。 詳細については、「 NTSTATUS 値の使用」を参照してください。
解説
例
使用例を次に示します。
typedef struct _CODEC_VOLUME_ELEMENT_CONTEXT {
LONG VolumeLevel[MAX_CHANNELS];
} CODEC_VOLUME_ELEMENT_CONTEXT, *PCODEC_VOLUME_ELEMENT_CONTEXT;
WDF_DECLARE_CONTEXT_TYPE_WITH_NAME(CODEC_VOLUME_ELEMENT_CONTEXT, GetCodecVolumeElementContext)
EVT_ACX_VOLUME_RETRIEVE_LEVEL CodecR_EvtVolumeRetrieveLevel;
NTSTATUS
NTAPI
CodecR_EvtVolumeRetrieveLevel(
_In_ ACXVOLUME Volume,
_In_ ULONG Channel,
_Out_ LONG * VolumeLevel
)
{
PCODEC_VOLUME_ELEMENT_CONTEXT volumeCtx;
PAGED_CODE();
volumeCtx = GetCodecVolumeElementContext(Volume);
ASSERT(volumeCtx);
if (Channel != ALL_CHANNELS_ID)
{
*VolumeLevel = volumeCtx->VolumeLevel[Channel];
}
else
{
*VolumeLevel = volumeCtx->VolumeLevel[0];
}
return STATUS_SUCCESS;
}
ACX の要件
最小 ACX バージョン: 1.0
ACX バージョンの詳細については、「 ACX バージョンの概要」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
Header | acxelements.h |
IRQL | PASSIVE_LEVEL |