EVT_ACX_PEAKMETER_RETRIEVE_LEVEL コールバック関数 (acxelements.h)
EVT_ACX_PEAKMETER_RETRIEVE_LEVELコールバック関数はドライバーによって実装され、ピークメーター ノード上の指定されたチャネルのレベルが要求されたときに呼び出されます。
構文
EVT_ACX_PEAKMETER_RETRIEVE_LEVEL EvtAcxPeakmeterRetrieveLevel;
NTSTATUS EvtAcxPeakmeterRetrieveLevel(
ACXPEAKMETER PeakMeter,
ULONG Channel,
LONG *Level
)
{...}
パラメーター
PeakMeter
既存の初期化された ACXPEAKMETER オブジェクト。 ACX オブジェクトの詳細については、「 ACX オブジェクトの概要」を参照してください。
Channel
指定したピークメーター ノード上のチャネルを参照する ULONG。 この値が -1 の場合は、ピークメーター ノード上のすべてのチャネルのレベルを設定するマスター チャネルを参照します。
Level
ピークメーター ノードが最後にリセットされてから、ピークメーター ノードで指定されたチャネルで発生した最大オーディオ信号レベルを示す LONG 値。
戻り値
STATUS_SUCCESS
呼び出しが成功した場合は を返します。 それ以外の場合は、適切なエラー コードを返します。 詳細については、「 NTSTATUS 値の使用」を参照してください。
解説
例
使用例を次に示します。
typedef struct _CODEC_PEAKMETER_ELEMENT_CONTEXT {
LONG PeakMeterLevel[MAX_CHANNELS];
} CODEC_PEAKMETER_ELEMENT_CONTEXT, *PCODEC_PEAKMETER_ELEMENT_CONTEXT;
WDF_DECLARE_CONTEXT_TYPE_WITH_NAME(CODEC_PEAKMETER_ELEMENT_CONTEXT, GetCodecPeakMeterElementContext)
EVT_ACX_PEAKMETER_RETRIEVE_LEVEL CodecR_EvtPeakMeterRetrieveLevelCallback;
NTSTATUS
NTAPI
CodecR_EvtPeakMeterRetrieveLevelCallback(
_In_ ACXPEAKMETER PeakMeter,
_In_ ULONG Channel,
_Out_ LONG * PeakMeterLevel
)
{
PAGED_CODE();
ASSERT(PeakMeter);
PCODEC_PEAKMETER_ELEMENT_CONTEXT peakmeterCtx = GetCodecPeakMeterElementContext(PeakMeter);
ASSERT(peakmeterCtx);
if (Channel == ALL_CHANNELS_ID)
{
Channel = 0;
}
*PeakMeterLevel = peakmeterCtx->PeakMeterLevel[Channel];
return STATUS_SUCCESS;
}
ACX の要件
最小 ACX バージョン: 1.0
ACX バージョンの詳細については、「 ACX バージョンの概要」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
Header | acxelements.h |
IRQL | PASSIVE_LEVEL |