AcxDeviceAddCircuit 関数 (acxdevice.h)
AcxDeviceAddCircuit 関数は、オーディオ エンドポイントを作成するために、WDFDEVICE に ACX 回線を追加します。
構文
NTSTATUS AcxDeviceAddCircuit(
WDFDEVICE Device,
ACXCIRCUIT Circuit
);
パラメーター
Device
回線を追加するデバイスを表す WDFDEVICE 。
Circuit
デバイスに追加する回線。
戻り値
呼び出しが成功した場合、AcxDeviceAddCircuit はSTATUS_SUCCESSを返します。 それ以外の場合は、 NTSTATUS エラー コードを返します。
注釈
オーディオ回線は、ACX のコア 構成要素です。 オーディオ ドライバーは、部分的または完全なオーディオ データと制御パスを表す 1 つ以上の ACX 回線オブジェクトを作成します。 ACX は、これらの ACX 回線オブジェクトを一緒にアセンブルして、オーディオ エンドポイントを表す完全なオーディオ パスを作成します。
この関数は、このデバイスの EVT_WDF_DEVICE_PREPARE_HARDWARE コールバック関数からのみ呼び出すことができます。
例
WDFDEVICE Device;
NTSTATUS status;
PCODEC_DEVICE_CONTEXT devCtx;
// Code to initialize the WDFDEVICE...
devCtx = GetCodecDeviceContext(Device);
ASSERT(devCtx != NULL);
//
// Add static circuit to device's list.
//
ASSERT(devCtx->Render);
status = AcxDeviceAddCircuit(Device, devCtx->Render);
if (!NT_SUCCESS(status))
{
ASSERT(FALSE);
goto exit;
}
ACX の要件
最小 ACX バージョン: 1.0
ACX バージョンの詳細については、「 ACX バージョンの概要」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
Header | acxdevice.h |
IRQL | PASSIVE_LEVEL |