コーホート エラー レポート
2020 年 6 月 15 日から、ドライバー サービスでターゲット コーホートによるドライバー品質の評価が開始されました。 このプロセスを改善するために、2020 年 10 月 30 日以降、コーホート エラーによってご使用のドライバーがキャンセルされた場合に、そのエラーの詳細を示す新しいレポートを受け取ることになります。
レポートの場所
ドライバーのフライティングが完了すると、バグが作成されて割り当てられます。これには、デシジョン スナップショット (フライト完了時の測定値の状態に関するレポート) が含まれます [下の図では report.html]。 リリースの監視中にコーホート エラーが発生したためにドライバーがキャンセルされた場合、この同じバグに新しいコーホート エラー レポートが組み込まれます。 これは、そのバグの添付ファイルとして RejectedDriverFlightReport Zip に追加されます。 Zip ファイル内に含まれるファイル名は Cohort_Failure_Report.pdf になります。
図 1: 新しい Cohort_Failure_Report.pdf が含まれる RejectedDriverFlightReport.zip ファイルが組み込まれたバグ添付ファイルのスクリーンショット
レポートの読み方
このレポートには、以下で説明するタイトル、概要、詳細という 3 つのセクションがあります。
タイトル セクション: ドライバーの説明
このセクションには、提出者の会社名、レポートが生成された日付、配送先住所ラベル番号、ドライバー名、ドライバーのバージョンが含まれています。
図 2: 提出者の会社名、レポートの日付、配送先住所ラベル、ドライバー名、ドライバーのバージョンを含むタイトル セクションのスクリーンショット
概要セクション: 実行する必要があるアクションの概要が示されます
このセクションには、実行された分析の種類と、この問題に対処するためにできることに関する基本的な情報が記載されています。
図 3: レポートの概要と問題を解決するために実行できるアクションが記載された概要セクションのスクリーンショット
詳細セクション: 検出されたエラーの詳細が示されます
このセクションには、検出されたエラーの詳細が含まれます。 エラーが検出されたコーホートごとに、このセクションが繰り返されます。
このセクションでは最初に、エラーが検出されたターゲット コーホートの情報 (ハードウェア ID、CHID、OS バージョン) が記載されます。 その後に、ターゲット コーホートでエラーが発生した測定値の次のような情報のリストが続きます。
- 測定値 ID (測定値ディクショナリとフライト レポートで検索するため)。
- 測定値名
- レポート時点での測定の結果
- 合格基準
- 測定値の状態
- このコーホート内でこのドライバーを採用したマシンの数 (この数が測定値の計算に使用されました)。
図 4: エラーが発生した各ターゲット コーホートと、各コーホートの失敗した測定値の詳細が表示された詳細セクションのスクリーンショット