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HIDI2C のデバイス固有のメソッド (_DSM)

_DSMメソッドは、ACPI 5.0 仕様の 9.14.1 章「_DSM (デバイス固有のメソッド)」で定義されています。 このメソッドは、他のデバイス固有のメソッドと競合することなく、デバイス ドライバーによって呼び出すことができる個々のデバイス固有のデータおよび制御関数を提供します。

特定のデバイスまたはクラス向けの _DSM は、他の UUID と競合しないことを保証する UUID (GUID) を定義します。 UUID ごとに、_DSM メソッドがデータを提供したり、ドライバーの制御関数を実行したりするために実装できる一連の定義済み関数があります。

デバイスの HIDI2C クラスの場合、関数 1 は次のように定義されます。

引数

  • Arg0: UUID = 3cdff6f7-4267-4555-ad05-b30a3d8938de

  • Arg1: リビジョン ID: 1

  • Arg2: 関数インデックス = 1

  • Arg3: なし

Return

HidDescriptorAddress を含む整数。 このアドレスは、HID 記述子を読み取ることができる I2C デバイスのレジスタ オフセットです。

すべての _DSM の関数インデックス 0 は、サポートされている関数インデックスのセットを返すクエリ関数であり、常に必須です。 詳細については ACPI 5.0 仕様のセクション 9.14.1「_DSM (デバイス固有のメソッド)」を参照してください。