KSPROPERTY_AUDIOMODULE_COMMAND
KSPROPERTY_AUDIOMODULE_COMMAND プロパティは、ハードウェア (ピン ハンドル) またはソフトウェア キャッシュ (フィルター ハンドル) のバッファーと命令を取得および設定するために使用されるcommand プロパティです。
Set 値は、コマンドの一部として提供されます。 Get を使用すると、このコマンドの結果が返されます。
用法の要点テーブル
取得 | 設定 | 対象 | プロパティ記述子の種類 | プロパティ値の種類 |
---|---|---|---|---|
はい |
いいえ |
フィルターまたはピン |
KSAUDIOMODULE_PROPERTY + [省略可能なカスタム モジュール引数] |
未定義 |
プロパティ値の型は未定義です。 実装者は、モジュール固有のカスタム コマンド構造体を作成できます。
戻り値
KSPROPERTY_AUDIOMODULE_COMMAND は、オーディオ モジュールのコマンド固有の情報を返します。
解説
KSPROPERTY_AUDIOMODULE_COMMAND プロパティのサポートにより、オーディオ モジュール クライアントはカスタム コマンドを送信して、オーディオ モジュールでパラメータに対するクエリを実行して、パラメーターを設定できます。 プロパティはフィルター ハンドルまたはピン ハンドルを介して送信でき、KSAUDIOMODULE_PROPERTY は DeviceIoControl 呼び出しの入力バッファーとして渡されます。 必要に応じて、クライアントは、カスタム コマンドを送信するために、入力バッファー内の KSAUDIOMODULE_PROPERTY の直後に追加情報を送信できます。
オーディオ モジュールの詳細については、「オーディオ モジュール検出の実装」を参照してください。
要件
サポートされている最小のクライアント |
Windows 10 |
サポートされている最小のサーバー |
サポートなし |
バージョン |
Windows 10 バージョン 1703 |