KSPROPERTY_AUDIO_MIC_SENSITIVITY2
KSPROPERTY_AUDIO_MIC_SENSITIVITY2 プロパティは、ハードウェア ゲインを含むフル スケールを基準とするデシベル (dBFS) 単位でマイク感度を指定します。 この値には、ソフトウェアのゲインの前に、マイク感度に影響を与えるハードウェア統合が含まれます。 KSPROPERTY_AUDIO_MIC_SENSITIVITY2 プロパティには、オーディオ スタックから適用されるソフトウェア ゲインは含まれません。
用法の要点テーブル
Yammer の入手 |
設定 |
移行先 |
プロパティ記述子の種類 |
プロパティ値の種類 |
はい |
いいえ |
Pin インスタンス |
KSP_PIN | LONG |
プロパティ値 (操作データ) は LONG 型で、dBFS 単位を基準にしたデシベル単位の感度情報が含まれています。 感度の値では、次のスケールを使用します。 この値は固定小数点の表現を使用します。 データは 16.16 固定小数点値として格納されます。 値の整数には上位 16 ビットが使用され、値の小数部には下位 16 ビットが使用されます。
戻り値
KSPROPERTY_AUDIO_MIC_SENSITIVITY2 プロパティ要求は、要求が正常に完了すると STATUS_SUCCESS を返します。 それ以外の場合、要求は適切なエラー状態コードを返します。
解説
オーディオ ドライバーは、各マイクのマイク感度を取得できます。 このプロパティを使用すると、この情報をドライバーから取得できます。
Cortana などの Windows 10 の音声認識エクスペリエンスで、異なるマイクを使用してさまざまなデバイスでユーザーの声を正確に検出して分析するには、OS で入力信号の特定の特性を認識する必要があります。 その情報に基づいて、OS は有効な感度を計算し、適切なゲインを適用して入力信号を強化できます。 詳細については、「音声によるアクティブ化」を参照してください。
KSPROPERTY_AUDIO_MIC_SENSITIVITY2 は Windows 10 バージョン 1803 以降で使用でき、KSPROPERTY_AUDIO_MIC_SENSITIVITY よりも優先されます。
要件
ヘッダー |
ksmedia.h (Ksmedia.h をインクルード) |