ドライバーとサンプル アプリのインストール
このセクションでは、ドライバーと WSD サンプル アプリのインストールについて説明します。
Windows 8.1 コンピューターにドライバーをインストールする
3D 印刷 SDK に含まれる印刷ドライバーをインストールするには、ドライバーの .inf ファイルを選択し、ファイルを右クリックして、[インストール] を選択します。
サンプル アプリをインストールする
まず、Microsoft Visual Studio 2013 (Professional または Ultimate) をインストールし、必要なサービス パックまたは更新プログラムを適用します。
サンプル実装は、WS-Print プロトコル要求に応答する http ハンドラーを使用して、ASP.NET に実装された Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) Web サービスで構成されます。
ダイレクト検出は、UDP 検出なしで http プロトコルから動作する Web サービスで動作できます。
インストール要件
Windows コンピューターに Web サービスを展開するには、コンピューターに IIS と ASP.NET が Microsoft .NET 4.5 と共にインストールされている必要があります。
IIS のインストール
IIS をインストールするには、Windows + R キーの組み合わせで [実行] ダイアログ ボックスを表示し、
appwiz.cpl
と入力して Enter キーを押します。コントロール パネルの [プログラムと機能] が開きます。
[コントロール パネル ホーム] ウィンドウで、[Windows の機能の有効化または無効化] をクリックします。
[Windows の機能] ダイアログで、[インターネット インフォメーション サービス] ボックスをチェックします。
[インターネット インフォメーション サービス] ボックスを展開し、[World Wide Web サービス] を展開します。
[アプリケーション開発機能] を展開し、次に示すサブ機能を選択します。
OK をクリックします。 [変更の適用] ダイアログに、インストールの進行状況が表示されます。
[変更の適用] ダイアログ ボックスが閉じたら、ブラウザーを開き、
https://localhost
に移動します。
プロジェクトを公開する
ハンドラー プロジェクトを localhost に発行して、Web サービスを展開します。
発行が正常に行われると、https://localhost
を参照すると空のファイルが返送されます。 ハンドラーが正しく設定されていない場合は、エラー メッセージが表示されるか、既定の IIS Web ページが表示される可能性があります。
DefaultAppPool を NetworkService ID で実行するように切り替えると、正常に動作し続けます。 DefaultAppPool は、ネットワーク全体でも機能します。
サイト バインドを確認する
IPv6 をサポートする必要がある場合は、ASP.NET サイト バインドが IPv6 用に作成されていることを確認します。
ハンドラー プロジェクトは、プロジェクトを既定の Web サイトに発行します。
既定では、サイトはすべての IP アドレスでポート 80 にバインドされます。
Windows ファイアウォールの更新
既定では、Windows はコンピューター上のポート 80 をブロックするため、World Wide Web サービス (http) トラフィックの受信を許可するように Windows ファイアウォールを更新する必要があります。 これをオンにしないと、クライアントからの受信 http 要求は失敗します。
Fabrikam プリンターをインストールする
Http エンドポイント経由のダイレクト検出
[コントロール パネル] で [デバイスとプリンター] を開きます。
[プリンターの追加] を選択します。
[プリンターが一覧にない場合] を選択します。
[TCP/IP アドレスまたはホスト名を使ってプリンターを追加する] を選択します。
[Web サービス デバイス] 一覧から [デバイスの種類] を選択します。
ホスト名または IP アドレスを入力し、[次へ] をクリックします。
[プリンターにアクセス中...] の進捗状況バーが表示されます。
Fabrikam プリンターがインストールされると、次のメッセージが表示されます。
UDP マルチキャストを使用したアドホック検出
アドホック検出は、ポート 3702 で検出イベントをリッスンする UDP サーバーを実装することによって実行できます。
交換シーケンスの詳細については、「検出とメタデータの交換メッセージ パターン」を参照してください。