Windows ポインター デバイスの概要
Windows 8 では、"Windows ポインター デバイス" とは、ペンまたはタッチ機能をサポートするデバイスを指します。 Windows ポインター デバイスのコンテキストでは、ペンは単一コンタクト ポイントのアクティブなスタイラス入力であり、ホバーをサポートするタブレットペンとも呼ばれます。 タッチ機能とは、1 本指のコンタクト ポイントまたは 2 本以上の指の同時コンタクトのことです。
Windows ポインター デバイス
Windows ポインター デバイスでは、ホストと通信するためにヒューマン インターフェイス デバイス (HID) プロトコルが使用されることが想定されています。 次のドキュメントには、プロトコルに関する情報が含まれます。
Windows 8 には、HID クラス ドライバーと、対応する HID I2C および HID USB ミニポート ドライバーが用意されているため、それを実装する必要はありません。 必要な処理は、このホワイト ペーパーに説明されている使用法をポインター デバイスのファームウェアで報告することだけです。 Windows は、ファームウェアと Windows 自身の HID ドライバーを使ってタッチとポインターの機能を有効にして、Windows のタッチおよびポインター API からデバイスにアクセスできるようにします。
任意の種類の統合スタイラスのデータを報告するには、ペン コレクション アプリケーション (CA) コレクションを使用して入力を報告する必要があります。 同様に、タッチ データはタッチ CA コレクションを使用して報告する必要があります。 外部スタイラス デバイスでは、デジタイザー CA コレクションを使用する必要があります。 サンプル記述子は、マルチタッチ デバイスに関する「マルチタッチ デバイスにおける最上位レベルのコレクションの実装」セクションに記載されています。
Windows ハードウェア認定
Windows 8 タッチ ハードウェア認定の一部として、デジタイザーは、Windows オペレーティング システムにヒューマン インターフェイス デバイス (HID) デバイスとして認識される必要があり、「必要な HID 記述子」で説明されている規則に従う必要があります。