電源状態の遷移 (touchpad-power-state-transitions)
これは、電源状態の遷移中に Windows 高精度タッチパッド デバイスの動作をテストするためのものです。
テスト名
- Test.PowerStateReliability.json
テスト対象の主な要件
Device.Input.Digitizer.Base.ContactReports
Device.Input.Digitizer.PrecisionTouchpad.Latency
テストの目的
- デバイスが、接点とボタンの両方を押すとシステムがスリープ状態 S3 から復帰し、電源状態の遷移を適切に処理できることを確認します。
必要となるツール
- PTLogo.exe
検証手順
- タッチパッドが起動時に小さな接点から調整されることを確認します。 次の手順を実行します。a. システムをシャットダウンします。
b. システムの電源がオフになっている間に、デジタイザーの表面に小さな静電容量式接触 (指または PT3 デバイス) を 1 つ置きます。
c. システムの電源を入れ、ログインが完了するまで接触はそのままにします。
d. 接触を移動させ、PTP を操作します (カーソルの移動、1 本指でのタップ、2 本指でのタップ、2 本指でのパン)。
e. タッチパッドが想定どおりに動作することを確認します。
- タッチパッドが起動時に大きな接点から調整されることを確認します。 次の手順を実行します。
a. システムをシャットダウンします。
b. システムの電源がオフになっている間は、デジタイザーの表面に手のひら全体を置きます。
c. システムの電源を入れ、ログインが完了するまで接触はそのままにします。
d. 接触を移動させ、PTP を操作します (カーソルの移動、1 本指でのタップ、2 本指でのタップ、2 本指でのパン)。
e. タッチパッドが想定どおりに動作することを確認します。
- タッチパッドにすぐに電源が入ることを確認します。 次の手順を実行します。
a. システムを完全にシャットダウンし、もう一度起動します。
b. ログオン画面が表示されたらすぐに、タッチパッド上で素早くスワイプし始めます。
c. カーソルが移動することを確認します。
Test.PowerstateReliability.json を起動します。
上記の各シナリオでタッチパッドが想定どおりに動作した場合は、手動でテストに合格とします。 そうでない場合、テストは失敗とします。
一般的なエラー メッセージ
- なし。
合格基準
- 合格の状態で完了するには、6/6 の手動のイテレーションで合格する必要があります。