ProfilesDirectory
ProfilesDirectory
ユーザー プロファイル フォルダーへのパスを指定します (通常は C:\Users)。
C:\Documents and Settings
などの "ユーザー" 以外のフォルダー名を使用すると、Windows は、そのドライブ (C:\Users) にユーザーフォルダーが作成し、[ユーザー] フォルダーを指すリダイレクトフォルダー (C:\Documents and Settings) も作成します。
重要な使用に関する注意事項
テスト環境の場合を除き、この設定の使用はお勧めしません。
この設定を変更すると、Microsoft Store アプリはサポートされません。
システムドライブ以外のドライブの使用:
この設定を使用して、展開中にユーザー プロファイル フォルダー (通常は %SYSTEMDRIVE%\Users) を別の場所に移動します。 このコピー先パスは、次の要件を満たしている限り、システム ドライブ以外のボリュームに配置できます。
NTFS ボリューム上にある必要があります。
別の Windows のコピーがあるドライブを指すことはできません。
Windows 10 以降では、ユーザー プロファイルが別のドライブにリダイレクトされている場合でも OS のアップグレードがサポートされます。 たとえば、 Windows 7 を使用している場合、または Windows 8.1 を使用している場合で、
ProfilesDirectory
が D:\ に設定されている場合は、Windows 10 にアップグレードできます。ただし、これは、プッシュボタンのリセットを使用する場合はサポートされません。
この設定を使用すると、システムデータをユーザーデータから分離しておくために使用できます。 Windows がシステム ボリュームに再インストールされた場合、管理者権限を持つユーザーは、この場所からデータを手動で回復できます。
値
Path_to_profiles_directory |
ユーザー プロファイル フォルダーのパスを指定します。 Path_to_program_data_folder は、最大 256 文字の長さの文字列です。 |
この文字列の種類は空の要素をサポートしていません。 この設定で空の値を作成しないでください。
有効な構成パス
oobeSystem
[親階層]
Microsoft-Windows-Shell-Setup | FolderLocations | ProfilesDirectory
適用対象
このコンポーネントがサポートしている Windows のエディションとアーキテクチャの一覧については、「Microsoft-Windows-Shell-Setup」を参照してください。
XML の例
次の XML の例は、フォルダーの場所へのパスを設定する方法を示しています。
<FolderLocations>
<ProfilesDirectory>%SYSTEMDRIVE%\Profiles</ProfilesDirectory>
<ProgramData>%SYSTEMDRIVE%\ProgramData</ProgramData>
</FolderLocations>