レター
Letter
は、パーティションに割り当てるドライブ文字を指定します。
注 システム パーティションや回復パーティションなど、一部のパーティションは、既定ではドライブ文字を受け取りません。 これらのパーティションのファイルを設定するには、Windows Preinstallation Environment (Windows PE) を使用することをお勧めします。 Windows PE では、Windows のエンド ユーザーに対するドライブ文字の表示方法に影響を与えることなく、これらのパーティションにアクセスして変更できます。 システム回復の詳細については、Windows Assessment and Deployment Kit (Windows ADK) テクニカル リファレンスのシステム回復イメージの展開チュートリアルに関するトピックを参照してください。 Windows PE の詳細については、Windows Assessment and Deployment Kit (Windows ADK) テクニカル リファレンスの Windows Preinstallation Environment (Windows PE) テクニカル リファレンスに関するトピックを参照してください。
値
Drive_letter |
パーティションに適用するドライブ文字を指定します。 Drive_letter は大文字の C から Z です。 文字を指定しない場合、この設定は既定で C から Z の最初の使用可能な文字になります。 Drive_letter は文字列です。 |
この文字列の種類は空の要素をサポートしていません。 この設定で空の値を作成しないでください。
有効な構成パス
windowsPE
[親階層]
microsoft-windows-setup- | DiskConfiguration | Disk | ModifyPartitions | ModifyPartition | Letter
適用対象
このコンポーネントがサポートしている Windows のエディションとアーキテクチャの一覧については、「microsoft-windows-setup-」を参照してください。
XML の例
次に示す DiskConfiguration
設定の例は、2 つのパーティション変更を示しています。 システム パーティションと回復パーティションは文字を受け取りません。 Windows パーティションはドライブ文字 C を受け取ります。データ パーティションは、コンピューター上に存在する他のドライブとハードウェアに応じて、D から Z の間で最初に使用可能なドライブ文字を受け取ります。
<DiskConfiguration>
<Disk wcm:action="add">
<DiskID>0</DiskID>
<WillWipeDisk>true</WillWipeDisk>
<CreatePartitions>
<!-- Recovery partition -->
<CreatePartition wcm:action="add">
<Order>1</Order>
<Type>Primary</Type>
<Size>3000</Size>
</CreatePartition>
<!-- System partition -->
<CreatePartition wcm:action="add">
<Order>2</Order>
<Type>Primary</Type>
<Size>300</Size>
</CreatePartition>
<!-- Windows partition -->
<CreatePartition wcm:action="add">
<Order>3</Order>
<Type>Primary</Type>
<Size>15000</Size>
</CreatePartition>
<!-- Data partition -->
<CreatePartition wcm:action="add">
<Order>4</Order>
<Type>Primary</Type>
<Extend>true</Extend>
</CreatePartition>
</CreatePartitions>
<ModifyPartitions>
<!-- Recovery partition -->
<ModifyPartition wcm:action="add">
<Order>1</Order>
<PartitionID>1</PartitionID>
<Label>Recovery</Label>
<Format>NTFS</Format>
<TypeID>0x27</TypeID>
</ModifyPartition>
<!-- System partition -->
<ModifyPartition wcm:action="add">
<Order>2</Order>
<PartitionID>2</PartitionID>
<Label>System</Label>
<Format>NTFS</Format>
<Active>true</Active>
</ModifyPartition>
<!-- Windows partition -->
<ModifyPartition wcm:action="add">
<Order>3</Order>
<PartitionID>3</PartitionID>
<Label>Windows</Label>
<Letter>C</Letter>
<Format>NTFS</Format>
</ModifyPartition>
<!-- Data partition -->
<ModifyPartition wcm:action="add">
<Order>4</Order>
<PartitionID>4</PartitionID>
<Label>Data</Label>
<Format>NTFS</Format>
</ModifyPartition>
</ModifyPartitions>
</Disk>
<WillShowUI>OnError</WillShowUI>
</DiskConfiguration>
<ImageInstall>
<OSImage>
<InstallTo>
<DiskID>0</DiskID>
<PartitionID>3</PartitionID>
</InstallTo>
</OSImage>
</ImageInstall>
XML の完全な例と推奨されるパーティション構成については、UEFI または GPT ベースのハード ディスク パーティションを構成する方法または BIOS または MBR ベースのハード ディスク パーティションを構成する方法に関する記事を参照してください。