PersistAllDeviceInstalls
PersistAllDeviceInstalls
設定では、generalize 構成パス中に、対象のコンピューター上のすべてのプラグ アンド プレイ デバイスがインストールされたままであるかどうかが示されます。
同一のハードウェア構成を持つコンピューターのグループのデプロイを高速化するために、Windows イメージをキャプチャするときに、参照コンピューターからのドライバー設定を維持するように Windows セットアップに指示できます。 イメージを同一の宛先コンピューターに適用すると、ドライバーは正しく構成されます。
Windows セットアップにドライバー設定を維持するように指示するには、Microsoft-Windows-PnpSysPrep\PersistAllDeviceInstalls
設定を含む応答ファイルを使用してコンピューターを一般化することにより、コンピューターをイメージ キャプチャ用に準備します。
ハードウェアは同じ場所に接続する必要があり、同じドライバーを使用する必要があり、ドライバーには一貫した一意の名前付けスキームが必要です。 ハードウェアが同一ではない場合は、重大なシステムの問題が発生する可能性があります。
ドライバーの競合を回避するには、各デバイスに、一意のサービス名、レジストリ キー値、およびバイナリ ファイル名を含むドライバー ファイルを関連付ける必要があります。
警告 参照コンピューターのハードウェアとハードウェア構成が対象のコンピューターのそれと同じでない場合は、PersistAllDeviceInstalls
設定を使用しないでください。 ハードウェアやハードウェア構成のわずかな変更でも、深刻な問題や見落とされがちな問題が発生する可能性があります。
Windows イメージをキャプチャするときにドライバー構成を維持する方法の詳細については、この Microsoft Webサイトを参照してください。
値
true |
generalize 構成パスの間、プラグ アンド プレイ デバイスが移行先コンピューターにインストールされたままになることを指定します。 その後、デバイスは、specialize 構成パスの間に再インストールする必要はありません。 |
false |
generalize 構成パス中にプラグ アンド プレイ デバイスがアンインストールされることを指定します。 次の specialize 構成パス中にデバイスがコンピューター上にある場合、デバイスは再インストールされます。 これが既定値です。 |
有効な構成パス
generalize
[親階層]
Microsoft-Windows-PnpSysprep | PersistAllDeviceInstalls
適用対象
このコンポーネントがサポートしている Windows のエディションとアーキテクチャの一覧については、「Microsoft-Windows-PnpSysprep」を参照してください。
XML の例
次の XML 出力では、generalize 構成パスの間、デバイス ドライバーが対象のコンピューターにインストールされたままであることを示しています。
<PersistAllDeviceInstalls>true</PersistAllDeviceInstalls>