Windows 365クラウド PC の既定のクロマ値を変更する
クロマ値は、エンコードに使用される色空間を決定します。 既定では、Windows 365クラウド PC のクロマ値は 4:2:0 に設定されます。 この値は、画質とネットワーク帯域幅のバランスが良くなります。 既定のクロマ値を 4:4:4 に増やして、画質を向上させることができます。 GPU アクセラレーションを使用して既定のクロマ値を変更する必要はありません。
要件
- Microsoft Entra IDポリシーとプロファイル マネージャーの組み込み RBAC ロールが割り当てられているアカウント。
- 構成するデバイスを含むグループ。
既定のクロマ値を 4:4:4 に増やす
Microsoft Intune 管理センター にサインインします。
[設定] カタログ プロファイルの種類を使用して、Windows 10以降のデバイスの構成プロファイルを作成または編集します。
設定ピッカーで、[ 管理用テンプレート>Windows コンポーネント>リモート デスクトップ サービス>リモート デスクトップ セッション ホスト>リモート セッション環境] を参照します。
次の設定のチェック ボックスをオンにし、設定ピッカーを閉じます。
リモート デスクトップ接続の H.264/AVC 444 グラフィックス モードの優先順位付け
RemoteFX アダプティブ グラフィックスの画質を構成する
[ 管理用テンプレート ] カテゴリを展開し、各設定を次のように設定します。
[リモート デスクトップ接続の H.264/AVC 444 グラフィックス モードを優先する] スイッチを [有効] に設定します。
[ RemoteFX アダプティブ グラフィックスのイメージ品質の構成 ] のスイッチを [有効] に切り替え、[ イメージ品質: (デバイス)] で [ 高] を選択します。
[次へ] を選択します。
省略可能: [ スコープ タグ ] タブで、スコープ タグを選択してプロファイルをフィルター処理します。 スコープ タグの詳細については、「分散 IT にロールベースのアクセス制御 (RBAC) とスコープのタグを使用する」を参照してください。
[ 割り当て ] タブで、構成するリモート セッションを提供するコンピューターを含むグループを選択し、[ 次へ] を選択します。
[ 確認と作成 ] タブで、設定を確認し、[ 作成] を選択します。
リモート セッションを提供するコンピューターにポリシーが適用されたら、設定を有効にするために再起動します。