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PickBranch アクティビティ デザイナー

  • [アーティクル]

PickBranch は、受信イベントによってトリガー可能な、Pick アクティビティ内のイベント ベースの実行パスを提供します。

PickBranch

PickBranch オブジェクトは、Branches アクティビティの Pick コレクションに格納されます。 各 PickBranch は Pick アクティビティの分岐に格納され、トリガーの役割を果たす受信イベントに応答して実行できます。 この方法で、ワークフロー デザイナーで、イベントベースの制御フロー モデリングを用意します。 各 PickBranch には、Trigger および Action が含まれます。

Pick アクティビティ デザイナーの使用方法

[ツールボックス] の [制御フロー] カテゴリにある PickBranch アクティビティ デザイナーにアクセスします。

Pick アクティビティ デザイナーをワークフロー デザイナーに初めてドロップすると、既定では、2 つの空の PickBranch オブジェクト (表示名は Branch1 と Branch2) が Pick アクティビティの要素として作成されます。 それぞれの DisplayName プロパティの値は、PickBranch デザイナーのヘッダー内、または各分岐の [プロパティ] ウィンドウ内で編集できます。

PickBranch オブジェクトを Pick オブジェクトのコレクションに追加する方法は 2 つあります。[ツールボックス] から PickBranch デザイナーをドラッグ アンド ドロップするか、Pick デザイン画面内から右クリックメニューを使用します。

  • PickBranch デザイナーを [ツールボックス] からドラッグし、ワークフロー デザイナー画面上にある Pick アクティビティ デザイナーの分岐のいずれかにドロップすると、PickBranch が作成されます。 新しい PickBranch オブジェクトは、Pick デザイナー内で、コレクションに含まれている既存の PickBranch 要素の左側または右側に配置できます。 マウスを使用して PickBranch デザイナーを Pick デザイナー上にドラッグすると、Pick デザイナーには、マウス操作で追加された PickBranch の位置が青灰色の縦の帯で示されます。

  • Pick アクティビティ デザイナー (PickBranch デザイナーの内部ではない) を右クリックしてコンテキスト メニューを表示し、[分岐の作成] をクリックして、新しい PickBranch を追加します。 Pick デザイナー内の既存の PickBranch オブジェクトの右側に新しい PickBranch が追加されます。

PickBranch デザイナーは、ヘッダーの右側にある二重のキャレットをクリックすることで、[トリガー] ボックスと [アクション] ボックスが表示されるように展開することも、折りたたむこともできます。 アクティビティをデザイナーの [トリガー] ボックスと [アクション] ボックスにドロップすることで、各 PickBranch の Trigger と Action を編集します。

Pick オブジェクトの Branches コレクションに含まれる PickBranch オブジェクトを並べ替えるには、Pick デザイナー内の新しい位置にドラッグ アンド ドロップします。 Pick デザイナーには、マウス操作で追加された PickBranch の位置が青灰色の縦の帯で示されます。

PickBranch は 2 とおりの方法で削除できます。

  • PickBranch デザイナーを選択して削除します。
  • PickBranch デザイナーを選択し、右クリックしてコンテキスト メニューを表示し、[削除] をクリックします。

PickBranch デザイナーを選択していることを確認してください。[トリガー] ボックスまたは [アクション] ボックス内のいずれかのアクティビティを誤って選択すると、PickBranch オブジェクトではなく、ボックス内のアクティビティが削除されます。

ワークフロー デザイナーでの PickBranch のプロパティ

次の表に、最も役に立つ PickBranch のプロパティと、ワークフロー デザイナーでのそれらの使用方法を示します。

プロパティ名 必須 使用
DisplayName False PickBranch デザイナーのヘッダーに表示されるフレンドリ名。 既定値は Branch です。

DisplayName は必須ではありませんが、使用することをお勧めします。
Trigger True 各 PickBranch には、Trigger を呼び出すことのできる Action アクションが含まれます。
Action False 各 PickBranch には、トリガーされたときに実行される Action が含まれます。

関連項目