ワークフロー内のブレークポイントを設定する
ワークフロー デザイナーを使用すると、Visual Basic または C# のコードと同じように、グラフィカル ワークフローにブレークポイントを設定できます。 設定したそれぞれのブレークポイントで、ワークフローの実行が停止します。
ブレークポイントには、"保留"、"バインド"、"エラー" の 3 つの状態があります。 ブレークポイントは、設定時には "保留" になり、穴のない赤いアイコンで表示されます。 特定の種類のワークフローがランタイムによって読み込まれると、ブレークポイントの状態は "バインド" になります。 不適切な形式のブレークポイントを指定した場合 (アクティビティ名が無効など) は、エラー ウィンドウが表示されます。 ブレークポイントはブレークポイント ウィンドウに追加されますが、小さな x 印が付きます。
Note
呼び出されるワークフローに対してブレークポイントを設定することはできません。
Note
デバッグを行う前に、[ツール]>[オプション]>[デバッグ] メニューで、['マイ コードのみ' 設定を有効にする] オプションが選択されていることを確認してください。 このオプションを選択しないと、2 つのシーケンスが別のシーケンス内に入れ子になっていて、1 つ目の内部シーケンスにブレークポイントを設定した場合、F11 キーを押しても 2 つ目の内部シーケンスにステップインしません。
Note
XAML ファイル プロパティへの完全パスが正確でない場合、ワークフロー内のブレークポイントはヒットしません。 プロジェクトまたはソリューションを別のフォルダーまたは別のコンピューターに移動した後は、XAML ファイルへの完全パスが正確ではありません。 Ctrl + S キーを押し、完全なパス プロパティを保存して更新します。
デザイン ビューでアクティビティにブレークポイントを設定するには
デバッガーを中断する位置にあるアクティビティを選択します。
[デバッグ] メニューの [ブレークポイントの切り替え] を選択します。 アクティビティの左上端に赤色のアイコンが表示されます。
または、アクティビティを選択した後で F9 キーを押すか、アクティビティを右クリックして右クリック メニューから [ブレークポイント]>[ブレークポイントの挿入] を選択します。