プライマリ相互運用機能アセンブリを介したターゲット Office アプリの使用
新しい Office プロジェクトを作成すると、Visual Studio により、そのプロジェクトのビルドに必要な Microsoft Office プライマリ相互運用機能アセンブリ (PIA: Primary Interop Assembly) への参照が自動的に追加されます。 次の場合は、他の PIA への参照を追加する必要があります。
プロジェクトで他の Microsoft Office アプリケーションの機能を使用する。 たとえば、Microsoft Office Word プロジェクトで Microsoft Office Excel の機能を使用することが必要になる場合があります。
Microsoft Office Access など、Visual Studio に専用のプロジェクトがない Microsoft Office アプリケーションを自動化する。
対象: このトピックの情報は、ドキュメントレベルのプロジェクトおよび VSTO アドイン プロジェクトに適用されます。 「Office アプリケーションおよびプロジェクトの種類別の使用可能な機能」を参照してください。
Note
次の手順で参照している Visual Studio ユーザー インターフェイス要素の一部は、お使いのコンピューターでは名前や場所が異なる場合があります。 これらの要素は、使用している Visual Studio のエディションや独自の設定によって決まります。 詳細については、「Visual Studio IDE のカスタマイズ」を参照してください。
プライマリ相互運用機能アセンブリに参照を追加するには
Office プロジェクトを開き、ソリューション エクスプローラーでプロジェクト名を選択します。
[プロジェクト] メニューの [参照の追加] をクリックします。
[Framework] タブの [コンポーネント名] ボックスの一覧で、使用する PIA を選択します。 用意されている Microsoft Office プライマリ相互運用機能アセンブリの詳細については、「Office プライマリ相互運用機能アセンブリ」を参照してください。
プロジェクトが .NET Framework 4 以降を対象としている場合は、アセンブリ参照の [相互運用型の埋め込み] プロパティが既定で [True] に設定されます。 この設定を使用すると、ソリューションはエンド ユーザーのコンピューターに PIA を必要としません。 詳細については、「Office ソリューションの設計と作成」を参照してください。
Note
Office プロジェクトでは、[COM] タブではなく [参照の追加] ダイアログの [.NET] タブを使用して、常に Office PIA への参照を追加してください。詳細については、「Office プライマリ相互運用機能アセンブリ」を参照してください。
OK をクリックします。
アセンブリ名がソリューション エクスプローラーの [参照設定] フォルダーに表示されます。