プログラムによって新しいドキュメントを作成する
プログラムによって作成される新しい文書は、ネイティブの Document オブジェクトです。 このオブジェクトは、Document ホスト項目のような付加的なイベントやデータ バインディング機能を備えていません。 詳細については、「ホスト項目とホスト コントロールのプログラム上の制限事項」を参照してください。
適用対象: このトピックの情報は、Word のドキュメント レベルのプロジェクトおよび VSTO アドインのプロジェクトに適用されます。 詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクトの種類別の使用可能な機能」を参照してください。
ドキュメント レベルのプロジェクトを開発する場合、Document ホスト項目をプログラムによってプロジェクトに追加することはできません。 VSTO アドイン プロジェクトでは、実行時に任意の Document オブジェクトを Document ホスト項目に変換できます。 詳細については、「実行時に VSTO アドインの Word 文書と Excel ブックを拡張する」を参照してください。
Normal テンプレートに基づいて新しい文書を作成するには
Documents コレクションの Add メソッドを使用して、Normal テンプレートに基づく新しい文書を作成します。 このコード例を使用するには、プロジェクトの
ThisDocument
クラスまたはThisAddIn
クラスからコードを実行します。
カスタム テンプレートを使用する
Add メソッドには、Normal テンプレート以外のテンプレートに基づいて新しい文書を作成するための省略可能な Template 引数があります。 テンプレートのファイル名と完全修飾パスを指定する必要があります。
カスタム テンプレートに基づいて新しい文書を作成するには
テンプレートのパスを指定して Documents コレクションの Add メソッドを呼び出します。 このコード例を使用するには、プロジェクトの
ThisDocument
クラスまたはThisAddIn
クラスからコードを実行します。