エンティティ間に関連付けを作成する
関連付けを作成することによって、ビジネス データ接続 (BDC) モデルのエンティティ間のリレーションシップを定義できます。 Visual Studio では、モデルのコンシューマーに各関連付けに関する情報を提供するメソッドが生成されます。 これらのメソッドは、SharePoint Web パーツ、リスト、またはカスタム アプリケーションで、ユーザー インターフェイス (UI) にデータ リレーションシップを表示するために使用できます。
BDC デザイナーでは、2 種類の関連付けを作成できます。外部キー ベースの関連付けと、外部キーなしの関連付けです。 詳しくは、「エンティティ間に関連付けを作成する」をご覧ください。
エンティティ間に関連付けを作成するには
ツールボックスの [BusinessDataConnectivity] タブで、[関連付け] 項目を選択します。
BDC デザイナーで、ソース エンティティ、ターゲット エンティティの順に選択します。
関連付けエディターが表示されます。
外部キー ベースの関連付けを作成する場合は、[外部キーの関連付けである] チェック ボックスをオンにします。
[識別子のマッピング] テーブルの [ソース ID] 列で、[フィールド] 列に表示される型記述子のうち、一致するものごとに横にある識別子を選択します。
たとえば、[ソース ID] 列で、
ReadList.salesOrderList.SalesOrderList.SalesOrder.ContactID
型記述子とReadItem.salesOrder.SalesOrder.ContactID
型記述子の横にあるContactID
を選択します。
外部キーなしの関連付けを作成する場合は、[外部キーの関連付けである] チェック ボックスをオフにします。
OK を選択します。
BDC デザイナーでは、関連付けを表す線が、ソース エンティティとターゲット エンティティの間に表示されます。
Visual Studio では、ターゲット エンティティのサービス クラスとソース エンティティのサービス クラスに関連付けナビゲーター メソッドが追加されます。 関連付けナビゲーション メソッドの詳細については、サポート対象の操作に関するページを参照してください。
ソース エンティティの関連付けナビゲーター メソッドで、ターゲット エンティティのコレクションを返すコードを追加します。
ターゲット エンティティの関連付けナビゲーター メソッドで、関連するソース エンティティを返すコードを追加します。
関連付けナビゲーター メソッドの例については、「エンティティ間に関連付けを作成する」を参照してください。