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MT タスク

  • [アーティクル]

Note

このタスクは、C++ ビルド システムを使用している場合にのみ使用できます。

Microsoft マニフェスト ツール mt.exe をラップします。 詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) を参照してください。

パラメーター

以下の表で、MT タスクのパラメーターについて説明します。 タスク パラメーターの大部分とパラメーターのいくつかのセットは、コマンド ライン オプションに対応します。

Note

mt.exe のドキュメントではコマンド ライン オプションのプレフィックスとしてハイフン (-) を使用していますが、このトピックではスラッシュ (/) を使用しています。 どちらのプレフィックスも使用できます。

パラメーター 説明
AdditionalManifestFiles 省略可能な String[] 型のパラメーターです。

1 つ以上のマニフェスト ファイルの名前を指定します。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /manifest オプションを参照してください。
AdditionalOptions 省略可能な String 型のパラメーターです。

コマンド ライン オプションのリスト。 例: /<option1> /<option2> /<option#>。 他の MT タスク パラメーターでは表されないコマンド ライン オプションを指定する場合は、このパラメーターを使用します。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) を参照してください。
AssemblyIdentity 省略可能な String 型のパラメーターです。

マニュフェストの assemblyIdentity 要素の属性値を指定します。 コマンド区切りのリストを指定します。最初のコンポーネントは name 属性の値で、その後に <属性名>=<attribute_value> という形式の 1 つ以上の名前/値のペアが続きます。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /identity オプションを参照してください。
ComponentFileName 省略可能な String 型のパラメーターです。

.rgs ファイルまたは .tlb ファイルからビルドするダイナミック リンク ライブラリの名前を指定します。 RegistrarScriptFile または TypeLibraryFile MT タスク パラメーターを指定する場合、このパラメーターは必須です。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /dll オプションを参照してください。
DependencyInformationFile 省略可能な String 型のパラメーターです。

マニフェスト ツールのビルド依存関係情報を追跡するために Visual Studio で使用される依存関係情報ファイルを指定します。
EmbedManifest 省略可能な Boolean 型のパラメーターです。

true の場合は、アセンブリにマニフェスト ファイルを埋め込みます。 false の場合は、スタンドアロン マニフェスト ファイルとして作成します。
EnableDPIAwareness 省略可能な列挙型パラメーター。

値は false、true、および PerMonitorHighDpiAware です。 true の場合、アプリケーションで DPI が認識されることを示す情報をマニフェストに追加します。 DPI 対応のアプリケーションを作成すると、さまざまな高 DPI のディスプレイ設定で一貫して適切なユーザー インターフェイスの表示を実現できます。 PerMonitorHighDpiAware の場合、アプリケーションでモニターごとの DPI が認識されることを示す情報をマニフェストに追加します。 既定値は false です ($(UseOfMFC) が static または dynamic に設定されていない場合)。設定されている場合、既定値は true です。

詳細については、「High DPI」(高 DPI) を参照してください。
GenerateCatalogFiles 省略可能な Boolean 型のパラメーターです。

true の場合は、カタログ定義 (.cdf) ファイルを生成します。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /makecdfs オプションを参照してください。
GenerateCategoryTags 省略可能な Boolean 型のパラメーターです。

true の場合は、カテゴリ タグが生成されます。 このパラメーターが true の場合は、ManifestFromManagedAssemblyMT タスク パラメーターも指定する必要があります。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /category オプションを参照してください。
InputResourceManifests 省略可能な String 型のパラメーターです。

識別子が指定されている RT_MANIFEST 型のリソースからマニュフェストを入力します。 <file>[;[#]<resource_id>] という形式のリソースを指定します。省略可能な <resource_id> パラメーターは負以外の 16 ビットの数値です。

resource_id が指定されていない場合、CREATEPROCESS_MANIFEST_RESOURCE の既定値 (1) が使用されます。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /inputresource オプションを参照してください。
ManifestFromManagedAssembly 省略可能な String 型のパラメーターです。

指定されたマネージド アセンブリからマニフェストを生成します。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /managedassemblyname オプションを参照してください。
ManifestToIgnore 省略可能な String 型のパラメーターです。

(使用されていません)。
OutputManifestFile 省略可能な String 型のパラメーターです。

出力マニュフェストの名前を指定します。 このパラメーターを省略し、操作対象のマニフェストが 1 つだけの場合、そのマニフェストがそのまま変更されます。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /out オプションを参照してください。
OutputResourceManifests 省略可能な String 型のパラメーターです。

識別子が指定されている RT_MANIFEST 型のリソースにマニュフェストを出力します。 リソースは、<file>[;[#]<resource_id>] という形式です。省略可能な <resource_id> パラメーターは負以外の 16 ビットの数値です。

resource_id が指定されていない場合、CREATEPROCESS_MANIFEST_RESOURCE の既定値 (1) が使用されます。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /outputresource オプションを参照してください。
RegistrarScriptFile 省略可能な String 型のパラメーターです。

registration-free COM マニフェスト サポートに対して使用されるレジスタ スクリプト (.rgs) ファイルの名前を指定します。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /rgs オプションを参照してください。
ReplacementsFile 省略可能な String 型のパラメーターです。

レジスタ スクリプト (.rgs) ファイルで置換できる文字列の値を格納するファイルを指定します。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /replacements オプションを参照してください。
ResourceOutputFileName 省略可能な String 型のパラメーターです。

マニフェストをプロジェクト出力に埋め込むために使用する出力リソース ファイルを指定します。
Sources 省略可能な ITaskItem[] 型のパラメーターです。

スペースで区切られたマニフェスト ソース ファイルのリストを指定します。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /manifest オプションを参照してください。
SuppressDependencyElement 省略可能な Boolean 型のパラメーターです。

true の場合は、依存関係要素を使用せずにマニフェストを生成します。 このパラメーターが true の場合は、ManifestFromManagedAssemblyMT タスク パラメーターも指定します。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /nodependency オプションを参照してください。
SuppressStartupBanner 省略可能な Boolean 型のパラメーターです。

true の場合、タスクの開始時に著作権およびバージョン番号のメッセージが表示されないようにします。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /nologo オプションを参照してください。
TrackerLogDirectory 省略可能な String 型のパラメーターです。

このタスクの追跡ログの格納先となる中間ディレクトリを指定します。
TypeLibraryFile 省略可能な String 型のパラメーターです。

タイプ ライブラリ (.tlb) ファイルの名前を指定します。 このパラメーターを指定する場合は、ComponentFileNameMT タスク パラメーターも指定します。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /tlb オプションを参照してください。
UpdateFileHashes 省略可能な Boolean 型のパラメーターです。

true の場合は、UpdateFileHashesSearchPathMT タスク パラメーターで指定されたパスでファイルのハッシュ値を計算し、その計算値を使用して、マニュフェストの file 要素の hash 属性値を更新します。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /hashupdate オプションを参照してください。 この表の UpdateFileHashesSearchPath パラメーターも参照してください。
UpdateFileHashesSearchPath 省略可能な String 型のパラメーターです。

ファイル ハッシュの更新時に使用する検索パスを指定します。 このパラメーターは UpdateFileHashesMT タスク パラメーターと共に使用します。

詳細については、この表の UpdateFileHashes パラメーターを参照してください。
VerboseOutput 省略可能な Boolean 型のパラメーターです。

true の場合は、詳細なデバッグ情報を表示します。

詳細については、「Mt.exe」(Mt.exe) の /verbose オプションを参照してください。

関連項目