Visual Studio の他のエディションでモデルおよびダイアグラムを読み取る
モデルの作成をサポートしていないバージョンの Visual Studio でモデルを開くと、モデルは読み取り専用モードで開きます。 このモードでは、ダイアグラムのレイアウトは変更できますが、モデルは変更できません。
モデルの作成をサポートする Visual Studio のバージョンを確認するには、アーキテクチャおよびモデリング ツールのバージョン サポートに関する記事をご覧ください。
モデルおよび図へのアクセス
依存関係図を読み取るには、最初に Visual Studio を使用してモデリング プロジェクトを開いてから、その中で図を開く必要があります。
このため、依存関係図を読み取る場合は、その図を生成したモデリング プロジェクトにもアクセスできる必要があります。 これを行うには、ソース管理からプロジェクトにアクセスするか、プロジェクト ファイルのコピーを取得します。
Note
これは、コードから生成されたコード マップおよび .NET クラス図には適用されません。 これらの図はモデリング プロジェクトとは関係なく表示できます。
依存関係図を読み取るために最低限必要なファイル セットは次のとおりです。
読み取る図の 2 つの図ファイル (たとえば、MyDiagram.classdiagram と MyDiagram.classdiagram.layout)。
Note
依存関係図の場合は、Mydiagram.layerdiagram.suppressions という名前のファイルも必要です。
モデリング プロジェクト ファイル (Mymodel. modelproj)
ルート モデル ファイル (ModelDefinition\MyModel.uml)
図で参照されているすべてのパッケージのパッケージ ファイル (ModelDefinition\MyPackage.uml)
読み取り専用モードで行える変更
モデルの作成をサポートしていないバージョンの Visual Studio でモデルおよびその図を開く場合、モデルは変更できません。 つまり、図またはモデル エクスプローラーに表示されている要素と関係は変更できません。 ただし、図のレイアウトに次のような変更を加えることはできます:
図形およびコネクタを図に再配置する。
図形を展開および折りたたむ。
これらの変更は保存できます。 他のユーザーが変更内容を表示できるようにするには、少なくとも更新した .layout ファイルを送信する必要があります。