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Windows インストーラーの配置に関する拡張機能を準備する

Windows インストーラー パッケージ (MSI) を使用して VSIX パッケージをデプロイすることはできません。 ただし、MSI のデプロイ用に VSIX パッケージのコンテンツを抽出することはできます。 このドキュメントでは、既定の出力がセットアップ プロジェクトに含める VSIX パッケージであるプロジェクトを準備する方法について説明します。

Windows インストーラーのデプロイ用の拡張機能プロジェクトを準備する

セットアップ プロジェクトに追加する前に、新しい拡張機能プロジェクトでこれらの手順を実行します。

Windows インストーラーのデプロイ用の拡張機能プロジェクトを準備するには

  1. VSPackage、MEF コンポーネント、エディターの表示要素、または VSIX マニフェストを含むその他の拡張性プロジェクト タイプを作成します。

  2. コード エディターで VSIX マニフェストを開きます。

  3. VSIX マニフェストの InstalledByMsi 要素を true に設定します。 VSIX マニフェストの詳細については、「VSIX 拡張機能スキーマ 2.0 リファレンス」を参照してください。

    これで、VSIX インストーラーではコンポーネントのインストールを試行しなくなります。

  4. ソリューション エクスプローラーでプロジェクトを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  5. [VSIX] タブを選択します。

  6. [VSIX のコンテンツを次の場所にコピーする] というラベルの付いたボックスをオンにし、セットアップ プロジェクトでファイルを取得するパスを入力します。

既存の VSIX パッケージからファイルを抽出する

ソース ファイルがない場合に既存の VSIX パッケージのコンテンツをセットアップ プロジェクトに追加するには、次の手順を実行します。

既存の VSIX パッケージからファイルを抽出するには

  1. 拡張機能を含む .VSIX ファイルの名前を filename.vsix から filename.zip に変更します。

  2. .zip ファイルのコンテンツをディレクトリにコピーします。

  3. ディレクトリから [Content_types].xml ファイルを削除します。

  4. 前の手順で示したように、VSIX マニフェストを編集します。

  5. 残りのファイルをセットアップ プロジェクトに追加します。