テンプレート ポリシーとプロパティ ウィンドウ
エンタープライズ テンプレート プロジェクト内にプロジェクトが含まれている場合、そのエンタープライズ テンプレートプロジェクトでポリシーを適用できます。 テンプレート ポリシーは、プロパティの既定値を設定したり、プロパティを非表示にしたり、プロパティを追加したりするために使用できる制約システムになります。
テンプレート ポリシーを使用して、プロパティ ウィンドウでの情報の表示を制御することは、IVsPerPropertyBrowsing の実装とは異なります。 IVsPerPropertyBrowsing では、コンポーネント レベルでオブジェクトのプロパティを処理しますが、テンプレートポリシーを使用すると、ソリューションまたはプロジェクト レベルでオブジェクトのプロパティを制約できます。 つまり、次のようになります。
IVsPerPropertyBrowsing にメソッドを実装して、特定のオブジェクトのプロパティ ウィンドウに表示される内容を決定します。
ソリューションおよびプロジェクト レベルでテンプレート ポリシーを使用して、以前に指定したオブジェクトのプロパティ ウィンドウに表示される内容を決定します。
指定された種類のプロジェクト項目がソリューション エクスプローラーで選択されている場合にテンプレート ポリシーを使用してプロパティ ウィンドウで特定のプロパティを選択的に制限することは、プロジェクトで作業している開発チームのすべてのメンバーに役立ちます。 たとえば、テンプレート ポリシーを使用すると、開発者に用にデータベースですべての接続文字列情報を設定し、接続文字列を読み取り専用にすることができます。 このようにすると、各開発者がデータ アクセスに適切なパスを確実に使用する簡単な方法を提供できます。