プロパティ ウィンドウのオブジェクト一覧
[プロパティ] ウィンドウ内のオブジェクト一覧は、選択項目を、選択されている 1 つ以上のウィンドウ内で使用可能な他のオブジェクトに変更できるドロップダウン リストです。 この一覧内から別のオブジェクトを選択すると、新しいオブジェクトが選択されたことを環境に通知するための SelectObjects の呼び出しがトリガーされます。 その後、[プロパティ] ウィンドウに表示される情報が変更され、新しく選択されたオブジェクトに関連付けられているプロパティが表示されます。
オブジェクト一覧
オブジェクト一覧は、オブジェクト名 (太字で表示されます) とオブジェクトの種類の 2 つのフィールドで構成されています。
オブジェクトの種類の左側に太字で表示されているオブジェクト名は、IProvideClassInfo インターフェイスによって提供される Name
プロパティを使用して、そのオブジェクト自体から取得されます。 IProvideClassInfo での唯一のメソッドである GetClassInfo は、そのインターフェイスのコクラスの ITypeInfo を返します。 [プロパティ] ウィンドウでは、IProvideClassInfo を使用してコクラスの名前を取得します。これは、ドロップダウン リストにオブジェクト名として表示されます。
そのオブジェクトに Name
プロパティがない場合は、オブジェクト一覧の [名前] 領域に名前が表示されません。 オブジェクト一覧に名前が表示されるようにしたい場合は、そのオブジェクトに Name プロパティを追加できます。
COM オブジェクトで IProvideClassInfo を実装していない場合、[プロパティ] ウィンドウの一覧の左側には、オブジェクト名の代わりにインターフェイス名が表示されます。