CreatePkgDef ユーティリティ
Visual Studio 拡張機能の .dll ファイルをパラメーターとして受け取り、.dll ファイルに付随する .pkgdef ファイルを作成します。 .pkgdef ファイルには、拡張機能のインストール時にシステム レジストリに書き込まれるすべての情報が含まれています。
Note
Visual Studio SDK に含まれているほとんどのプロジェクト テンプレートでは、ビルド処理の一部として、自動的に .pkgdef ファイルが作成されます。 このドキュメントは、手動でパッケージを作成する場合や、.pkgdef の配置を使用できるように既存のパッケージを変換する場合を対象としています。
構文
CreatePkgDef /out=<FileName> [/codebase] [/assembly] <AssemblyPath>
引数
/out=<FileName>
必須。 .pkgdef 出力ファイルの名前を <FileName> に設定します。
/codebase
省略可能。 CodeBase ユーティリティに強制的に登録します。
/assembly
Assembly ユーティリティに強制的に登録します。
<AssemblyPath>
.pkgdef を生成する元となる .dll ファイルのパス。
解説
.pkgdef ファイルを使用した拡張機能の配置により、以前のバージョンの Visual Studio のレジストリ要件が置き換えられています。
.pkgdef ファイルは、次のいずれかの場所にインストールする必要があります。
%localappdata%\Microsoft\Visual Studio\16.0\Extensions\
%vsinstalldir%\Common7\IDE\Extensions\
インストール フォルダーが %localappdata%\Microsoft\Visual Studio\16.0\Extensions\ の場合、拡張機能は Visual Studio によって認識されますが、既定では無効になっています。 ユーザーは、[拡張機能の管理] を使用して拡張機能を有効にすることができます。
インストール フォルダーが %vsinstalldir%\Common7\IDE\Extensions\ の場合、拡張機能は既定で有効になっています。
Note
拡張機能の管理ツールは、VSIX パッケージの一部としてインストールされている場合を除き、拡張機能にアクセスするためには使用できません。