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起動の後にスタートアップ イベントを送信する

デバッグ エンジン (DE) がプログラムにアタッチされると、一連のスタートアップ イベントがデバッグセッションに送信されます。

次のようなスタートアップ イベントがデバッグ セッションに送信されます。

  • エンジン作成イベント。

  • プログラム作成イベント。

  • スレッド作成イベントとモジュール読み込みイベント。

  • 読み込み完了イベント。コードが読み込まれ、実行可能な状態になったときに、実行される前に送信されます。

    Note

    このイベントが続行されると、グローバル変数が初期化され、スタートアップ ルーチンが実行されます。

  • その他のスレッド作成イベントとモジュール読み込みイベント。

  • エントリ ポイント イベント。プログラムが Main または WinMain などのメイン エントリ ポイントに到達したことを通知します。 このイベントは、通常、既に実行中のプログラムに DE をアタッチした場合は送信されません。

    プログラムによって、DE は最初にセッション デバッグ マネージャー (SDM) に、エンジン作成イベントを表す IDebugEngineCreateEvent2 インターフェイスを送信します。その後に、プログラム作成イベントを表す IDebugProgramCreateEvent2 を送信します。

    これらのイベントの後には、通常、1 つ以上の IDebugThreadCreateEvent2 スレッド作成イベントおよび IDebugModuleLoadEvent2 モジュール読み込みイベントが送信されます。

    コードが読み込まれ、実行可能な状態になると、コードが実行される前に DE は IDebugLoadCompleteEvent2 読み込み完了イベントを SDM に送信します。 最後に、プログラムがまだ実行中でない場合は、DE が IDebugEntryPointEvent2 エントリ ポイント イベントを送信して、プログラムがメイン エントリ ポイントに到達したことと、デバッグできる状態であることを通知します。