IDebugProperty3::CreateObjectID
他のすべてのプロパティとの間で一意性を保証するために、このプロパティの一意の ID を作成します。
構文
戻り値
成功した場合は、S_OK
を返します。それ以外の場合は、エラー コードを返します。
解説
このメソッドは、このプロパティが他のすべてのプロパティとは異なるものとして一意に識別されていることをセッション デバッグ マネージャーで確認したい場合に呼び出されます。 デバッグ エンジン (DE) では、DE で扱うプロパティが既に一意に識別されている場合を除いて、このメソッドをサポートします。 このメソッドをサポートしていない場合、DE は E_NOTIMPL
を返します。
CreateObjectID
を使用して作成された一意の ID は、DestroyObjectID メソッドが呼び出されると破棄されます。これは、このプロパティを一意に識別する必要がなくなったというシグナルでもあります。
Note
この一意の ID を取得するメソッドはありません。したがって DE では、CreateObjectID
メソッドが呼び出されたときに一意の ID をどのように処理してもかまいません。