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IDebugPortSupplier2

  • [アーティクル]

このインターフェイスは、セッション デバッグ マネージャー (SDM) にポートを提供します。

構文

IDebugPortSupplier2 : IUnknown

実装側の注意

カスタム ポート サプライヤーは、このインターフェイスを実装してポート サプライヤーを表します。

呼び出し元に関する注意事項

ポート サプライヤーの GUID で CoCreateInstance を呼び出すと、このインターフェイスが返されます (これは、このインターフェイスを取得するための一般的な方法です)。 次に例を示します。

IDebugPortSupplier2 *GetPortSupplier(GUID *pPortSupplierGuid)
{
    IDebugPortSupplier2 *pPS = NULL;
    if (pPortSupplierGuid != NULL) {
        CComPtr<IDebugPortSupplier2> spPortSupplier;
        spPortSupplier.CoCreateInstance(*pPortSupplierGuid);
        if (spPortSupplier != NULL) {
            pPS = spPortSupplier.Detach();
        }
    }
    return (pPS);
}

GetPortSupplier を呼び出すと、Visual Studio によって使用されている現在のポート サプライヤーを表す、このインターフェイスが返されます。

  • GetportSupplier は、ポートを作成したポート サプライヤーを表す、このインターフェイスを返します。

  • IEnumDebugPortSuppliers2 は、IDebugPortSupplier インターフェイスの一覧を表します (IEnumDebugPortSuppliers インターフェイスは、Visual Studio に登録されているすべてのポート サプライヤーを表す EnumPortSuppliers から取得されます)。

デバッグ エンジンは、通常、ポート サプライヤーとは連携しません。

Vtable 順序のメソッド

次の表に、IDebugPortSupplier2 のメソッドを示します。

メソッド 説明
GetPortSupplierName ポート サプライヤーの名前を取得します。
GetPortSupplierId ポート サプライヤー識別子を取得します。
GetPort ポート サプライヤーからポートを取得します。
EnumPorts 既に存在するポートを列挙します。
CanAddPort 新しいポートの追加をポート サプライヤーがサポートしていることを確認します。
AddPort ポートを追加します。
RemovePort ポートを削除します。

解説

ポート サプライヤーは、名前と ID で自身を識別したり、ポートの追加と削除を行ったり、ポート サプライヤーが提供するすべてのポートを列挙したりできます。

要件

ヘッダー: msdbg.h

名前空間: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop

アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop.dll

関連項目