IDebugEngine2
このインターフェイスは、デバッグ エンジン (DE) を表します。 ブレークポイントの作成から、例外の設定およびクリアまで、デバッグ セッションのさまざまな側面を管理するために使用されます。
構文
IDebugEngine2 : IUnknown
実装側の注意
このインターフェイスは、プログラムのデバッグを管理するために、カスタム DE によって実装されます。 このインターフェイスを DE によって実装する必要があります。
呼び出し元に関する注意事項
このインターフェイスは、デバッグ セッションを管理するためにセッション デバッグ マネージャー (SDM) によって呼び出されます。この管理には、例外の管理、ブレークポイントの作成、DE から送信された同期イベントへの応答などが含まれます。
Vtable 順序のメソッド
次の表に、IDebugEngine2 のメソッドを示します。
| メソッド | 説明 |
|---|---|
| EnumPrograms | DE によってデバッグされているすべてのプログラムの列挙子を作成します。 |
| [アタッチ] | DE を プログラムにアタッチします。 |
| CreatePendingBreakpoint | 保留中のブレークポイントを DE に作成します。 |
| SetException | 特定の例外を DE で処理する方法を指定します。 |
| RemoveSetException | 指定された例外を削除して、デバッグ エンジンによって処理されないようにします。 |
| RemoveAllSetExceptions | IDE が特定のランタイム アーキテクチャまたは言語に対して設定した例外の一覧を削除します。 |
| GetEngineID | DE の GUID を取得します。 |
| DestroyProgram | 指定されたプログラムが異常終了したことを DE に通知し、プログラムへのすべての参照をクリーンアップしてプログラム破棄イベントを送信するよう DE に指示します。 |
| ContinueFromSynchronousEvent | 以前に DE から SDM に送信された同期デバッグ イベントが受信および処理されたことを示すために、SDM によって呼び出されます。 |
| SetLocale | DE のロケールを設定します。 |
| SetRegistryRoot | DE によって現在使用されているレジストリ ルートを設定します。 |
| SetMetric | メトリックを設定します。 |
| CauseBreak | この DE によってデバッグされているすべてのプログラムに対して、プログラムのスレッドのいずれかが次に実行しようとしたときに実行を停止するように要求します。 |
要件
ヘッダー: Msdbg.h
名前空間: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop.dll