IDebugDocumentPosition2
このインターフェイスは、ソース ファイル内の抽象位置を表します。
構文
IDebugDocumentPosition2 : IUnknown
実装側の注意
通常は、Visual Studio がこのインターフェイスを実装します。 デバッグ エンジン (DE) で IDebugDocument2 インターフェイスを実装する場合のように、DE で独自のソース コードを提供する必要がある場合は、DE でもこのインターフェイスを実装します。
呼び出し元に関する注意事項
このインターフェイスは EnumCodeContexts への引数としてに渡されます。 BP_LOCATION 共用体 (具体的には、保留中のブレークポイントの作成に使用される BP_REQUEST_INFO 構造体の一部である BP_LOCATION_CODE_FILE_LINE 構造体) の一部としても提供されます。
Vtable 順序のメソッド
次の表に、IDebugDocumentPosition2 のメソッドを示します。
| メソッド | 説明 |
|---|---|
| GetFileName | このドキュメントの位置が格納されているソース ファイルのファイル名を取得します。 |
| GetDocument | 格納元のドキュメントを取得します。 |
| IsPositionInDocument | この位置が特定のドキュメントに含まれているかどうかを判断します。 |
| GetRange | このドキュメントの位置の範囲を取得します。 |
要件
ヘッダー: msdbg.h
名前空間: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop.dll