IDebugDocumentPosition2::GetRange
このドキュメントの位置の範囲を取得します。
構文
パラメーター
pBegPosition
[入力、出力] 開始位置が入力される TEXT_POSITION 構造体。 この情報が不要な場合は、この引数を null 値に設定します。
pEndPosition
[入力、出力] 終了位置が入力される TEXT_POSITION 構造体。 この情報が不要な場合は、この引数を null 値に設定します。
戻り値
成功した場合は、S_OK
を返します。それ以外の場合は、エラー コードを返します。
解説
ドキュメント位置内で位置ブレークポイントのために指定された範囲は、実際にコードを構成するステートメントを事前に検索するために、デバッグ エンジン (DE) によって使用されます。 たとえば、次のようなコードが考えられます。
Line 5: // comment
Line 6: x = 1;
行 5 は、デバッグ中のプログラムのコードを構成しません。 5 行目にブレークポイントを設定するデバッガーで、コードを構成する最初の行を特定の分量のコードから DE に前方検索させたい場合、デバッガーでは、ブレークポイントが適切に配置される可能性がある追加の候補行を含む範囲を指定します。 DE はその後、ブレークポイントの受け入れが可能な行が見つかるまで、それらの行を前方検索します。