IDebugDisassemblyStream2::Seek
逆アセンブリ ストリーム内の読み取りポインターを、指定された位置を基準にして指定された命令数だけ移動します。
構文
int Seek(
enum_SEEK_START dwSeekStart,
IDebugCodeContext2 pCodeContext,
ulong uCodeLocationId,
long iInstructions
);
パラメーター
dwSeekStart
[入力] シーク プロセスを開始する相対位置を指定する SEEK_START 列挙型の値。
pCodeContext
[入力] シーク操作の相対基準となるコード コンテキストを表す IDebugCodeContext2 オブジェクト。 このパラメーターは dwSeekStart
= SEEK_START_CODECONTEXT
の場合にのみ使用されます。それ以外の場合、このパラメーターは無視され、null 値にすることができます。
uCodeLocationId
[入力] シーク操作の相対基準となるコード位置識別子。 このパラメーターは dwSeekStart
= SEEK_START_CODELOCID
の場合に使用されます。それ以外の場合、このパラメーターは無視され、0 に設定することができます。 コードの場所識別子の説明については、GetCodeLocationId メソッドの「解説」セクションを参照してください。
iInstructions
[入力] 移動する命令数を、dwSeekStart
で指定された位置からの相対値で示します。 逆方向に移動するために負の値にすることができます。
戻り値
正常に終了した場合は、S_OK
を返します。 シーク位置が、使用可能な命令のリストを超えたポイントであった場合、S_FALSE
を返します。 それ以外の場合はエラー コードを返します。
解説
シーク先がリストの先頭より前の位置だった場合、読み取り位置はリストの最初の命令に設定されます。 シーク先がリストの末尾よりも後ろの位置だった場合、読み取り位置はリストの最後の命令に設定されます。