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IDebugAlias

重要

Visual Studio 2015 では、この方法での式エバリュエーターの実装は非推奨です。 CLR 式エバリュエーターの実装については、CLR 式エバリュエーターおよびマネージド式エバリュエーターのサンプルに関する記事をご覧ください。

変数の数値の別名を表します。 別名とは、単に変数の異なる名前です。

構文

IDebugAlias : IUnknown

実装側の注意

式エバリュエーター (EE) により、変数の数値のエイリアスをサポートするために、このインターフェイスが実装されます。

呼び出し元に関する注意事項

  • CreateAlias により、特定のオブジェクトの別名が作成されます。 別名を検索するには、FindAlias または GetAllAliases を使用します。

Vtable 順序のメソッド

IDebugAlias インターフェイスでは、次のメソッドが定義されています。

メソッド 説明
GetObject この別名が参照するオブジェクトを取得します。
GetName 別名の名前を取得します。
GetICorDebugValue このオブジェクトに関するマネージド コード情報へのアクセスを提供する ICorDebugValue インターフェイスを取得します (マネージド コードのみ)。
Dispose この別名は使用されなくなったものとしてマークします。

解説

別名は、文字列形式の 10 進数の後に # 文字が続いたものです (たとえば、1001#)。

要件

ヘッダー: ee.h

名前空間: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop

アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop.dll

関連項目