ファイル名拡張子について
VSPackage のファイル拡張子を登録すると、それを Visual Studio のバージョンに関連付けることになります。 これは、1 台のコンピューターに複数のバージョンの Visual Studio がインストールされている場合に重要です。
VSPackage のファイル拡張子は、関連付けられているプログラム ID (ProgID) をポイントする既定値と共に HKEY_CLASSES_ROOT キーの下に登録されます。
次の例では、 .vcproj ファイル拡張子の登録情報を示します。
HKEY_CLASSES_ROOT\
.vcproj\
(default)=" VisualStudio.vcproj.8.0"
Visual Studio に関連付けられたファイルには、VisualStudio.vcproj.8.0
のようにバージョン管理された ProgID が必要です。 バージョン付きの ProgID により、製品のバージョン間のファイル拡張子の関連付けを維持するために、製品をサイド バイ サイドでインストールできます。 また、バージョン固有の ProgID を使用すると、上書きしたり、他のアプリケーションや Visual Studio の他のバージョンによって上書きされたりすることを気にせずに、標準の動詞 (open、edit など) を使用できます。
場合によっては、ファイル拡張子に関連付けられている ProgID を変更してはなりません。 たとえば、.htm ファイル拡張子の ProgID (progid = htmlfile) は、オペレーティング システムのさまざまな場所にハード コーディングされており、.htm ファイルと .html ファイルとの関連付けで広く知られています。