IDiaStackWalkHelper
プログラム デバッグ データベース (.pdb) ファイルを使用してスタックを容易にします。
構文
IDiaStackWalkHelper: IUnknown
VTable の順序のメソッド
次の表に、IDiaStackWalkHelper
のメソッドを示します。
方式 | 形容 |
---|---|
IDiaStackWalkHelper::get_registerValue |
レジスタの値を取得します。 |
IDiaStackWalkHelper::put_registerValue |
レジスタの値を設定します。 |
IDiaStackWalkHelper::readMemory |
メモリ内の実行可能ファイルのイメージからデータブロックを読み取ります。 |
IDiaStackWalkHelper::searchForReturnAddress |
指定したスタック フレームで、最も近い関数のリターン アドレスを検索します。 |
IDiaStackWalkHelper::searchForReturnAddressStart |
指定したスタック フレームで、指定したスタック アドレスの近くにあるリターン アドレスを検索します。 |
IDiaStackWalkHelper::frameForVA |
指定された仮想アドレス (VA) を含むスタック フレームを取得します。 |
IDiaStackWalkHelper::symbolForVA |
指定した VA を含むシンボルを取得します。
注: Symbol には、型 SymTagFunctionType (SymTagEnum 列挙 列挙体の値) が必要です。 |
IDiaStackWalkHelper::pdataForVA |
指定した VA に関連付けられている PDATA データ ブロックを返します。 |
IDiaStackWalkHelper::imageForVA |
実行可能ファイルのメモリ領域のどこかに VA がある場合に、実行可能ファイルの開始 VA を取得します。 |
IDiaStackWalkHelper::addressForVA |
指定した VA の同等のアドレス (セクションとオフセット) を返します。 |
IDiaStackWalkHelper::numberOfFunctionFragmentsForVA |
指定した VA にある関数の連続しないフラグメントの数を取得します。 |
IDiaStackWalkHelper::functionFragmentsForVA |
指定された VA にある関数の連続しないフラグメントのアドレスと長さを取得します。 |
備考
このインターフェイスは、プログラムの実行中にスタック フレームのリストを構築する実行可能ファイルに関する情報を取得するために、デバッグ インターフェイス アクセス (DIA) コードによって呼び出されます。
呼び出し元の注意事項
クライアント アプリケーションは、プログラムの実行中にスタックのウォークをサポートするために、このインターフェイスを実装します。 このインターフェイスのインスタンスは、IDiaStackWalker::getEnumFrames
または IDiaStackWalker::getEnumFrames2 メソッド に渡されます。
必要条件
ヘッダー: Dia2.h
ライブラリ: diaguids.lib
DLL: msdia80.dll