IDiaSession::findILOffsetsByVA
クライアントが指定したアドレス範囲内の MSIL オフセットを反復処理できるようにする列挙体を取得します。
構文
HRESULT findILOffsetsByVA (
ULONGLONG va,
DWORD length,
IDiaEnumLineNumbers** ppResult
);
パラメーター
va
[入力] アドレスを VA として指定します。
length
[入力] このクエリでカバーするアドレス範囲をバイト数で指定します。
ppResult
[out]指定したアドレス範囲をカバーするすべての MSIL オフセットの一覧を含む IDiaEnumLineNumbers
オブジェクトを返します。
戻り値
成功した場合は、S_OK
を返します。それ以外の場合は、エラー コードを返します。
例
この例では、関数のアドレスと長さを使用して、関数に含まれるすべての MSIL オフセットを取得する関数を示します。
IDiaEnumLineNumbers* GetLineNumbersByAddr(IDiaSymbol *pFunc,
IDiaSession *pSession)
{
IDiaEnumLineNumbers* pEnum = NULL;
ULONGLONG va = 0;
ULONGLONG length = 0;
if (pFunc->get_virtualAddress ( &rva ) == S_OK)
{
pFunc->get_length ( &length );
pSession->findILOffsetsByVA( va, static_cast<DWORD>( length ), &pEnum );
}
return(pEnum);
}