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Visual Studio の接続済みサービスを使用して Azure SignalR を追加する

Visual Studio では、接続済みサービス機能を使用して、次のサービスを Azure SignalR Service に接続できます。

  • .NET Framework コンソール アプリ
  • ASP.NET モデル ビュー コントローラー (MVC) (.NET フレームワーク)
  • ASP.NET Core
  • .NET Core (コンソール アプリ、WPF、Windows フォーム、クラス ライブラリを含む)
  • .NET Core Worker ロール
  • Azure Functions
  • ユニバーサル Windows プラットフォーム アプリ
  • Xamarin
  • Cordova

接続済みサービス機能により、必要なすべての参照と接続コードがプロジェクトに追加され、構成ファイルが適切に変更されます。

前提条件

接続済みサービスを使用して Azure SignalR に接続する

  1. Visual Studio でプロジェクトを開きます。

  2. ソリューション エクスプローラー[接続済みサービス] ノードを右クリックし、コンテキスト メニューの [接続済みサービスの追加] を選択します。

    [接続済みサービス] ノードが表示されない場合は、[プロジェクト]>[接続済みサービス]>[追加] の順に選択します。

  3. [接続済みサービス] タブで、 [サービスの依存関係] の [+] アイコンを選択します。

    サービスの依存関係を追加する

  4. [依存関係の追加] ページで、 [Azure SignalR Service] を選択します。

    Azure SignalR Service を追加する

    まだサインインしていない場合は、Azure アカウントにサインインします。 Azure アカウントを持っていない場合、無料試用版でサインアップできます。

  5. [Azure SignalR の構成] 画面で、既存の Azure SignalR コンポーネントを選択し、[次へ] を選択します。

    新しいコンポーネントを作成する必要がある場合は、次の手順に進みます。 それ以外の場合は、手順 7 に進みます。

    既存の Azure SignalR コンポーネントに接続する

  6. Azure SignalR Service のインスタンスを作成するには以下を行います。

    1. 画面の下部にある [新しい Azure SignalR Service インスタンスの作成] を選択します。

    2. [Azure SignalR Service: 新規作成] 画面で、 [作成] を選択します。

      新しい Azure SignalR Service のインスタンス

    3. [Azure SignalR Service の構成] 画面が表示されると、新しいインスタンスが一覧に表示されます。 一覧の中から新しいインスタンスを選択し、[次へ] を選択します。

  7. 接続文字列名を入力するか、既定値を選択して、接続文字列をローカル シークレット ファイルに保存するか、Azure Key Vault に格納するかを選択します。

    接続文字列を指定する

  8. [変更の概要] 画面には、プロセスを完了した場合にプロジェクトに対して行われるすべての変更が表示されます。 変更が問題ない場合は、 [完了] を選択します。

    変更の概要

  9. 接続は、 [接続済みサービス] タブの [サービスの依存関係] セクションに表示されます。

    サービスの依存関係

接続済みサービスを使用して Azure SignalR に接続する

Note

.NET Framework プロジェクトの場合、接続済みサービス UI は多少異なります。 違いを確認するには、このページの Visual Studio 2019 バージョンと比較してください。

  1. Visual Studio でプロジェクトを開きます。

  2. ソリューション エクスプローラー[接続済みサービス] ノードを右クリックし、コンテキスト メニューの [追加] を選んで使用できるサービスのメニューを開きます。

    接続済みサービスのコンテキスト メニューのオプションを示すスクリーンショット。

    [接続済みサービス] ノードが表示されない場合は、[プロジェクト]>[接続済みサービス]>[追加] の順に選択します。

  3. [Azure SignalR Service] を選びます。 [依存関係に接続する] ページが表示されます。

    Azure SignalR の依存関係への接続を示すスクリーンショット。

    まだサインインしていない場合は、Azure アカウントにサインインします。 Azure アカウントを持っていない場合、無料試用版でサインアップできます。

  4. 既存の Azure SignalR コンポーネントを選んで、[次へ] を選びます。

    新しいコンポーネントを作成する必要がある場合は、次の手順に進みます。 それ以外の場合は、手順 7 に進みます。

  5. Azure SignalR Service のインスタンスを作成するには以下を行います。

    1. 画面の中央右側にある [新規作成] を選びます。

    2. [Azure SignalR Service: 新規作成] 画面で、 [作成] を選択します。

    3. [Azure SignalR Service の構成] 画面が表示されると、新しいインスタンスが一覧に表示されます。 一覧の中から新しいインスタンスを選択し、[次へ] を選択します。

  6. 接続設定名を入力するか、既定値をそのまま使用します。

    Note

    セキュリティを強化するために、Visual Studio 17.12 以降では、この手順によって接続設定名が作成されます。以前のバージョンでは、接続文字列が作成されます。 ローカル ファイルシステムに格納されている接続文字列は、誤って公開された場合にセキュリティ 上のリスクにつながる可能性があります。

  7. [追加設定]をクリックし接続情報をローカル シークレット ファイルに格納するか、Azure Key Vault に保存するかを選択

    接続設定を格納するためのオプションを含む追加の設定を示すスクリーンショット。

  8. [変更の概要] 画面には、プロセスを完了した場合にプロジェクトに対して行われるすべての変更が表示されます。 変更が問題ない場合は、 [完了] を選択します。

    [変更の概要] 画面を示すスクリーンショット。

  9. ソリューション エクスプローラーで、[接続済みサービス] ノードをダブルクリックして [接続済みサービス] タブを開きます。[サービスの依存関係] セクションに接続が表示されます。

    追加した依存関係の横にある 3 つのドットをクリックすると、ウィザードをもう一度開いて接続を変更するための [接続] など、さまざまなオプションが表示されます。 また、ウィンドウの右上にある 3 つのドットをクリックして、ローカルの依存関係の開始や、設定の変更などのオプションを表示することもできます。

次のステップ

Azure SignalR クイックスタートに従って続行します。 初期設定は既に完了しているのでスキップして、セクション「Web アプリに Azure SignalR を追加する」に進むことができます。 使用するコードは ASP.NET Core のバージョンによって異なるため、お使いの ASP.NET Core のバージョンがクイックスタートで使用されるバージョンと一致しない場合は、プロジェクト テンプレートに合わせてチュートリアルのコードを変更することが必要な場合があります。