Windows でプロキシ サーバーの設定を構成する
プロキシ サーバーを使用してインターネットに接続するように Windows を構成するには、いくつかの方法を使用できます。 最適に動作する方法は、使用しているアプリの種類によって異なります。
元の KB 番号: 2777643
Note
ホーム ユーザー: この記事は、サポート担当者や IT プロフェッショナルによる利用を想定しています。 ホーム コンピューターでプロキシを構成する方法の詳細については、次の記事を参照してください。
Web プロキシ自動検出プロトコル (WPAD) を使用してプロキシ サーバー設定を構成する方法
WPAD を使用して、インターネット プロキシ サーバーを使用するように Windows を構成することをお勧めします。 構成は DNS または DHCP を使用して行われます。 クライアント コンピューターの設定は必要ありません。 ユーザーは、自宅や他の場所からコンピューターやデバイスを持ち込み、インターネット プロキシ サーバーの構成を自動的に検出できます。
Internet Explorer またはグループ ポリシーを使用してプロキシ サーバー設定を構成する方法
クライアント コンピューターをインターネット プロキシ サーバーの設定で静的に構成する場合は、次のいずれかの方法を使用します。
- Internet Explorer で設定を手動で構成します。
- グループ ポリシーを使用して、ドメインに参加しているコンピューターを構成します。
Internet Explorer からプロキシ設定を取得しないアプリケーションでは、プロキシ設定を構成するために、各アプリ内に設定が必要な場合があります。
プロキシ自動構成 (PAC) ファイル/自動構成スクリプト
プロキシ自動構成 (PAC) ファイル設定は、Internet Explorer またはグループ ポリシーを使用して手動で構成することもできます。 Microsoft Store アプリを使用する場合、PAC ファイルから取得したプロキシ設定を使用するかどうかは、アプリの種類によって決まります。 さらに、アプリでプロキシ設定を構成するための設定が必要になる場合があります。
プロキシ/ファイアウォール クライアント ソフトウェア
プロキシ/ファイアウォール クライアント ソフトウェアは、使用するプロキシ サーバーのブランドに固有です。 Microsoft Forefront Threat Management Gateway (TMG) 2010 は、クライアント ソフトウェアを使用してプロキシ設定を制御できるプロキシ サーバーの例です。 LSP ドライバーとしてインストールされているプロキシ/ファイアウォール クライアント ソフトウェアは、Windows では Modern/Microsoft Store アプリでは動作しませんが、標準アプリで動作します。 WFP ドライバーとしてインストールされているプロキシ/ファイアウォール クライアント ソフトウェアは、すべてのアプリで Windows と連携します。 Windows と共に製造元のクライアント ソフトウェアを使用する方法に関するその他の質問がある場合は、プロキシ サーバーの製造元にお問い合わせください。
Note
TMG/ISA ファイアウォール クライアント ツールは LSP ベースであり、Modern/Microsoft Store アプリでは動作しません。
リファレンス
WPAD の使用方法の詳細については、次の記事を参照してください。
Forefront TMG サーバーを自動的に検出するように Web プロキシ クライアントを構成する
自動検出
グループ ポリシーを使用してプロキシ サーバー設定を構成する方法の詳細については、次の記事を参照してください。
Internet Explorer のメンテナンス拡張機能のツールと設定