Windows をアクティブ化するときのエラー 0x80070005 "アクセスが拒否されました"
この記事では、Windows ライセンス認証エラーの0x80070005 (アクセス拒否) を修正する方法について説明します。
適用対象: Windows Server、すべてのバージョン、Windows クライアント、すべてのバージョン
現象
slmgr /ato
コマンドを実行して、Windows を実行しているドメインに参加しているコンピューターをアクティブ化します。 ただし、Windows はアクティブ化せず、次のエラー メッセージが表示されます。
Windows スクリプト ホストアクティブ化 Windows(R)、ServerDatacenter Edition (00091344-1ea4-4f37-b789-01750ba6988c) ...エラー: 0x80070005 アクセスが拒否されました:要求されたアクションには昇格された特権が必要です
さらに、次のイベントがアプリケーション ログに記録されます。
Log Name: Application
Source: Microsoft-Windows-Security-SPP
Date:
Event ID: 8229
Task Category: None
Level: Warning
Keywords: Classic
User: N/A
Computer:
Description:
The rules engine failed to perform one or more scheduled actions.
Error Code:0x80070005
Path:C:\Windows\System32\SLUI.exe
原因
SELF アカウントに正しい DCOM アクセス許可が与えられていない。
解決策: SELF アカウントのアクセス許可を復元する
SELF アカウントのアクセス許可を復元するには、次の手順に従います。
検索ボックスに「dcomcnfg」と入力し、[コンポーネント サービス] を選択します (Windows のバージョンによっては、代わりに dcomcnfg 実行コマンドを選択する必要がある場合があります)。
コンポーネント サービス スナップインの左側のウィンドウで、[コンポーネント サービス]>[コンピューター] を選択し、[マイ コンピューター] を右クリックして、[プロパティ] を選択します。
[マイ コンピューターのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[COM セキュリティ] タブを選択し、[アクセス許可] 領域で [既定値の編集] を選択します。
[ アクセス許可 ] ダイアログ ボックスで、 SELF が [ グループ名またはユーザー名 領域に表示されない場合は、 追加を選択します。 [選択するオブジェクト名を入力してください] のテキスト ボックスに「SELF」と入力し、[名前の確認] を選択した後、[OK] を選択します。
[グループ名またはユーザー名] 領域で SELF を選択し、[許可] 列で次のチェックボックスを選択します。
- ローカル アクセス
- リモート アクセス
[OK] を選択してアクセス許可を閉じ、[OK] を選択して [マイ コンピューターのプロパティ] を閉じます。
コンピューターを再起動します。