修正: ALTER SERVER CONFIGURATION を実行すると、データベースが正しく中断されない
現象
ALTER SERVER CONFIGURATION
を実行してスナップショット バックアップ用にサーバーを中断すると、エラーが発生した後、データベースが不適切な中断状態になっていることに気付く場合があります。 スナップショット バックアップのサーバーを中断するときに発生するエラーは、次のエラーのようになります。
メッセージ 9018、レベル 16、状態 1、行 <LineNumber>
データベース <DatabaseName> のログでは、ユーザーの書き込みが許可されません。メッセージ 5901、レベル 16、状態 1、行 <LineNumber>
データベース <DatabaseName> に属する 1 つ以上の復旧ユニットがチェックポイントの生成に失敗しました。 これは通常、ディスクやメモリなどのシステム リソースが不足しているか、場合によってはデータベースの破損が原因で発生します。 このエラーの詳細については、エラー ログ内の以前のエントリを確認してください。
このエラーが発生すると、サーバー上の中断されたデータベース数は 0 と表示されますが、すべてのデータベースが正しく中断されていないわけではありません。
この状況では、 ALTER SERVER CONFIGURATION
コマンドを実行して、以降のスナップショット バックアップのためにサーバーを中断すると、次のエラーが発生します。
メッセージ 3081、レベル 16、状態 4、行 <LineNumber>
データベース <DatabaseName> は、スナップショット バックアップのために以前に中断されました。
解決方法
この問題は、SQL Server の次の累積的な更新プログラムで修正されています。
SQL Server 2022 の累積的な更新プログラム 16
SQL Server の累積的な更新プログラムについて
SQL Server の各新しい累積的な更新プログラムには、以前のビルドにあったすべての修正プログラムとセキュリティ修正プログラムが含まれています。 SQL Server のバージョンに合わせて最新のビルドをインストールすることをお勧めします。
SQL Server 2022 の最新の累積的な更新プログラム
状態
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
関連情報
マイクロソフトでソフトウェア更新プログラムの説明に使用する用語集を参照してください。