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Power Apps キャンバス アプリのパフォーマンスに関する問題のトラブルシューティング

ヒント

パフォーマンスの問題の場合は、 MonitorPerformance insights などのプロファイリング ツールを使用して 問題をデバッグおよび診断できます。

次の表は、キャンバス アプリの使用中に発生する可能性がある一般的なパフォーマンスの問題と、考えられる原因と推奨事項の概要を示しています。 高度な問題は、関連する原因と推奨事項を通じて、より詳細なドキュメントにリンクされます。 根本原因はさまざまな症状に現れる可能性があるため、一部の推奨事項は複数回表示されることがあります。

問題/症状 考えられる原因 推奨事項
アプリ/ページの読み込み時間が遅い - オーバーロードされた OnStart
- 大規模なデータ セット
- 多くのクロススクリーン参照
- 大量のメディア ファイル
- OnStart から計算を移動する
- 小さなデータ ペイロードを使用する
- データの読み込みを延期する
- リソースの使用を最適化する – メディア、コントロール、参照
大きなデータ ペイロード - 不要なデータの取得
- 大規模なデータ セット
- 小さなデータ ペイロードを使用する
- 委任を使用する
- ソースでデータを事前フィルター処理する
- データの取得を制限する
非効率的なデータ クエリ - 削除できないクエリ
- 複雑なデータ操作
- 委任を使用する
- クエリ パターンを最適化する
非効率的な計算 - 複雑な数式
- 繰り返し計算
- 数式を最適化する
- 長い数式を分割する
アプリの全体的なパフォーマンスの低下 - 非効率的なデータ取得
- 多くのクロススクリーン参照
- 複雑な数式
- 大きすぎるアプリ
- データ ソースを最適化する
- 数式を最適化する
- 小さい頻繁に使用されるデータにコレクションを使用する
- アプリを分割する

詳細

パフォーマンスの高いキャンバス アプリを作成する方法の概要については、「 パフォーマンスの高いアプリを作成する方法の概要を参照してください。

パフォーマンスの高いアプリの作成に関する詳細とガイダンスについては、次を参照してください。

キャンバス アプリのデバッグとパフォーマンスの問題の詳細については、次を参照してください。

モデル駆動型アプリの機能またはパフォーマンスの問題については、「 Power Apps のトラブルシューティング戦略を参照してください。