VMware から Azure に移行された特殊な Debian Linux VM に接続できない
適用対象: ✔️ Linux VM
元の KB 番号: 4056276
現象
特殊な Debian 9.1 (Stretch) 仮想マシン (VM) を作成し、その VM を VMware から Microsoft Azure に移行した後、VM に接続することはできません。
原因
この問題は、仮想マシンで NIC カード名が 'eth0' ではなく 'ens33p0' としてリストされているために発生します。 実際、'eth0' は、Azure Linux ネットワーク構成の設定に従った既定の NIC カード要件です。
回避策
Debian では、"eth0" ではなく "ens33" (または "ens33p0") インターフェイス名が使用されるようになりました。この変更を回避するには、GRUB ファイルを調整し、"eth0" イーサネット アダプターを DHCP として手動で構成します。 これを行うには、次の手順を実行します。
GRUB ファイルを変更して、Azure の要件と "eth0" 要件の両方を含めます。 そのためには、次のコマンドを実行します。
GRUB_CMDLINE_LINUX="console=tty0 console=ttyS0,115200 earlyprintk=ttyS0,115200 rootdelay=30 net.ifnames=0 biosdevname=0"
ens33
エントリを削除し、auto eth0
とiface inet eth0 dhcp
を追加して、/etc/network/interfaces
ファイルを手動で更新します。
お問い合わせはこちらから
質問がある場合やヘルプが必要な場合は、サポート要求を作成するか、Azure コミュニティ サポートにお問い合わせください。 Azure フィードバック コミュニティに製品フィードバックを送信することもできます。