失敗した Linux コンピューティング ノード エージェント拡張機能のインストールのトラブルシューティング
この記事では、HPC Pack Linux ノード エージェント拡張機能がハイ パフォーマンス コンピューティング (HPC) クラスターのノードに正常にインストールされないシナリオのトラブルシューティング方法について説明します。
トラブルシューティングのチェックリスト
Linux コンピューティング ノードに Microsoft.HpcPack.LinuxNodeAgent2016U1 拡張機能がインストールできなかった場合のトラブルシューティングを行うには、拡張機能ログ ファイルを調べてから、サービスとしてのインフラストラクチャ (IaaS) 仮想マシン (VM) に新しい Linux コンピューティング ノードをインストールします。
手順 1: 拡張機能ログを確認する
拡張ログ ファイルは、ノード エージェントが正常にインストールされなかった理由を判断するのに役立つ場合があります。 拡張機能ログ ファイルを検索して表示するには、次の手順に従います。
管理用 PowerShell コンソールを開きます。
次のコマンドを実行して、ヘッド ノードで Secure Shell (SSH) 接続機能を有効にします。
dism /Online /Add-Capability /CapabilityName:OpenSSH.Server~~~~0.0.1.0 Start-Service sshd Set-Service -Name sshd -StartupType 'Automatic' Set-Service -Name ssh-agent -StartupType 'Automatic' Start-Service ssh-agent
ヘッド ノードで、次のコマンドを実行して Linux コンピューティング ノードにサインインします。
ssh <domain-administrator-name>@<private-ip-address-of-linux-compute-node>
ドメイン管理者のアカウント パスワードを入力します。
次のコマンドを実行して、ノードに拡張ログ ファイルが存在することを確認します。
sudo su ls -la /var/log/azure/Microsoft.HpcPack.LinuxNodeAgent2016U1/extension.log
任意のテキスト ビューアーまたはエディターを実行または開き、拡張ログ ファイルの内容を表示します。
手順 2: ローカル テストを実行して IaaS VM にバーストする
IaaS VM にバーストする方法をローカルでテストするには、次の手順に従います。
手順に従って、Azure IaaS ノード テンプレート 作成します。 テンプレート作成ウィザードの Specify VM Image セクションに到達したら、ノード テンプレートの作成を完了する前に、次の設定を指定します。
フィールド名 値 イメージの種類 MarketplaceImage OS の種類 Linux イメージ ラベル Red Hat Enterprise Linux 7.8 IaaS コンピューティング ノード 作成し、それらを管理する手順に従います。 ノードの追加ウィザードの Specify New Nodes セクションに到達したら、ノードの追加を完了する前に次の設定を指定します。
フィールド名 値 ノード テンプレート 前に作成したノード テンプレートの名前。 [Number of nodes](ノードの数) 1 ノードの VM サイズ A1 (1 コア、1.75 GB メモリ) 手順に従って、HPC クラスター マネージャーで新しいジョブを作成します。 [リソースの選択] セクションに移動したら、Available ノード グループ一覧で LinuxNodes を選択し、[追加] ボタンを選択して、項目を [選択されたノード グループ一覧に移動します。 新しいジョブを送信すると、Linux ノードが正しくプロビジョニングされます。
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